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昨日Aさんが釈放されました。ご支援ありがとうございました。

2016/03/24 00:07
昨日Aさんが釈放されました。ご支援ありがとうございました。
JSCは明治公園の野宿者に対して土地明渡断行仮処分を裁判所に申立て、国家権力による強制執行に向けた動きを始めました。今後ともさらなるご支援ご注目をお願いします。

以下オリンピックによる野宿者追い出しを許さない新国立競技場3.2弾圧救援会より

昨日3月22日Aさんが釈放をかちとりました!
オリンピックを理由とした明治公園の野宿者追い出しに対して闘っていた仲間の一人Aさんは、3月2日に不当逮捕され原宿署に勾留されていましたが、2度目の勾留満期である昨日3月22日午後2時ごろ「処分保留」として釈放され、元気一杯に私たちのもとに戻ってきました。
まず、3週間にもわたってAさんを勾留し続けた警察、検察、東京地裁に対し強く抗議します。 
Aさんは勾留の間中、黙秘、取り調べ拒否を貫き、「言うことをきかない」という理由で手足に拘束具をかけられて保護房にぶち込まれるというすさまじい拷問を受けました。
Aさんがそうした不当な弾圧に屈することなく一切の妥協をせずに闘い抜いたこと、Aさんを一日も早く取り戻そうとする野宿者たちの熱い思い、ほぼ連日接見してくださった弁護士の方々、そして絶えずAさんを励まし明治公園のたたかいに心を寄せてくださる皆さんの思いが一つになって、今回の釈放をかちとることができたと思います。
激励のメッセージ、そして救援カンパを寄せてくださり、ありがとうございました!少々お時間をいただきますが、会計が済み次第ご報告いたします。皆さんのご支援・ご協力に心から感謝いたします。

しかしJSC(日本スポーツ振興センター)は、自らが約束していた「話し合いでの解決」を拒み続けておいて、明治公園に暮らす野宿者の内3人を名指しで立退きを迫る仮処分を東京地裁に申請しました。強制排除のための手続きに踏み込んだのです。
野宿者に対する土地明渡断行仮処分など、前代未聞です。圧倒的な暴力を用いて人の生活と道理をつぶそうとするJSCのやり方を私たちは許すわけに行きません。
明日、3月24日(木)15時30分から、東京地裁429号法廷で仮処分の審尋が行なわれます。今後も皆さんのご注目をお願いします。
これからもともにたたかっていきましょう!

3月23日 オリンピックによる野宿者追い出しを許さない新国立競技場3.2弾圧救援会





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機動隊の理不尽な規制とデモ妨害に抗議する

2016/03/22 21:19


デモは権利だ! 恩恵ではない
2016年2.11反「紀元節」行動における機動隊の理不尽な規制とデモ妨害に抗議する


 私たち「安倍戦争国家と天皇制を問う2・11反『紀元節』行動」は、今年も渋谷で反天皇制・戦争国家体制に反対する集会とデモに取り組んだ。
 この日は、集会会場近辺で奉祝派のデモもあり、右翼街宣車も押しかけるかとも予想されたが、デモの出発地点から離れたところで、在特会系のグ ループが街宣し、また集会中に徒歩で数名の右翼が登場したほかは、右翼の妨害は例年よりもひどいものではなかった。
 一方、この日の警察・機動隊の不当な規制は、度を越えるものであった。何ら正当な理由も必要性もない規制が、出発前から解散地点まで一貫して加 えられ続けた。それはまさに、規制のための規制、規制を自己目的化した規制というべきものであった。
 警察の指揮者だけでなく、多数の警察官が絶えず宣伝カーの窓ガラスを執拗にたたき続け、「早く行け」「警告」と急がせた。それは運転妨害になる ほどだった。デモ隊と宣伝カーが離されないよう、車の横について歩いていた実行委
のメンバーは、警官に囲まれ車から引き離された。その結果、宣伝 カーとデモ隊との間にすき間ができると、こんどはそれを理由としてデモの参加者の体を押して、早く進めと繰り返す。この不当なやりかたに抗議した 監視弁護士さえ、私服警官に囲まれて歩道に押し上げられてしまった。念のために言っておくが、
デモ隊はことさらに遅れていたわけではなく、急がさ れる理由などなにもなかった。しきりに急かすだけの警察官は、「デモの解散時間を知っているのか」という抗議にたいして答えられず、さらには、間 違ってデモの進行方向とは逆
に誘導しようとする始末であった。
 デモ隊全体に対して、機動隊の並進規制や、後方や真横からの圧縮(押し込め)が間断なくなされた。何人もの参加者が突き飛ばされた。途中で具合 が悪くなったり、倒れこんだ参加者も出た。これに抗議した実行委のメンバーに対しては、「こいつらを歩かせるように指示しろ」と言い、なおも抗議 すると「逮捕するぞ、警告!何時何分……」などと恫喝した。「許可条件を守れ、デモ隊は三列」と警官は繰り返していたが、実は「許可条件」は四列 なのである。さらに三列どころか、デモ隊列は二列、一列にさえ押し込められていたのだ。また、「デモは交通の迷惑になる(から規制されて当たり 前)」と言い放つ警官もいた。デモは車道を歩くものであり、それが交通に一定の支障を来すのはあたりまえのことである。そのことを前提にして、デ モという表現の自由が尊重すべきものとされるのだ。法を遵守しなければならない警察官が言ってよいことではない。
 「今回のデモ参加者で、警官に押されたりさわられたりしなかった人間はいなかったのではないか」という感想が聞かれたが、これは決して大げさな 話ではない。
 とりわけ今回ひどかったのが、警察によるデモの参加者に対する暴言や、侮蔑的な態度である。いつもであれば、デモ隊への妨害は同じであっても、 口先だけは「詰めて下さい」「早く進んで下さい」と、表面上「笑顔」さえつくる。し
かし、今回は「前に詰めろ!」「お前ら早く進め!」である。表 面的な「ていねいさ」さえかなぐり捨て、その言葉つきにふさわしい態度と顔つきは一貫していた。若い機動隊員の中には、薄ら笑いを浮かべつつ、高 齢の参加者を「は
い、がんばろう!」と言いながら何度も押している奴もいた。実に許しがたいことだ。
 こうしたことのすべてに、私たちは何度も抗議をしたが、責任者然とした警官は「デモの許可を出してやったのは警察なんだから、お前らは言うこと を聞け」と公言した。デモは憲法に保障された思想・表現の自由、基本的人権に属するものである。公安条例自体が不当なものだが、東京都の場合デモ は届け出制であって、基本的に受理しなければならないものなのである。たしかに「許可証」は警察署長の名前で出るが、実際に「許可」するのは東京 都公安委員会である。「警察がデモを許可している」などというのは、二重三重に間違った寝言である。
 私たちのデモは、高齢者や「障害者」も参加する、非暴力の市民のデモである。デモにたいして卑劣な暴力を繰り返す街宣右翼などを理由に、警察は 陰に陽に、デモへの介入を目論んできた。しかし、今回はそのような右翼は登場しなかった。そのようなかたちでのデモ規制をすることを通して、警察 がデモを徹頭徹尾規制していく訓練がなされたのではないかと疑う。今回、警備責任者は、実行委のデモ指揮者さえ無視して、デモ全体を警察の統制の 下に進行させようとしたのだ。これは、いつものデモとも、大きく異なるやり方である。おそらく下部の機動隊員は、ただこのデモを急がせろ、規制し ろという命令だけを受けて、それを「忠実」に履行するよう徹底されていたのではないか。多くの批判があるように、憲法を蹂躙して恥じない現在の安 倍政権の強権的な姿勢が、政権に批判的な言論・表現は規制されて当然という心性を、警察官たちにも与え続けているのではないのか。
 今回の警備がこのようなものであり、私たちがそのターゲットとされたことのほんとうの理由は、知るところではない。しかしはっきり言えること は、今回のデモ規制が、われわれの権利としてある表現行為を妨害し、われわれが、われわれのペースとスタイルで街頭の人びとに対して訴えていく権 利を侵害したということである。いま、全国各地で、さまざまにおきている街頭での人びとの抵抗や自己表現が、警察権力による不当な介入や弾圧の対 象となり、それにともなう人権侵害も目立っている。そこに見られるのは、法を恣意的に運用し、人びとの行動に分断線を引く権力の無法である。
 繰り返すが、デモの主体はデモの参加者であり、表現の権利と自由を一片の行政権力が侵すことは許されない。警視庁、機動隊、私服・公安、そして 今回のデモに係わった所轄の警備警察官に対して強く抗議し、二度とこのような不当な規制をおこなわないことを強く訴える。

 2016年3月22日
安倍戦争国家と天皇制を問う2・11反「紀元節」行動






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原宿署がAさんに保護房で拷問!

2016/03/13 10:09
オリンピックによる野宿者追い出しを許さない 新国立競技場3.2弾圧救援会

2016年3月5日土曜日
原宿署がAさんに保護房で拷問!
現在、Aさんを留置している原宿署がAさんに報復的な大変ひどい対応をしています。
以下が、本日接見に入ってくれた弁護士に託されたAさんからのメッセージです。
******
本日突然、一斉点検と称して、房から引き出され、最初は拘束具をはめられ身体拘束され、保護房に放り込まれました。そのときの状況は拘束具で私の両手首は強く締め付けられ、手を少し動かすだけでも激痛が走る状態でした。また両手手首の血管が完全に締め上げられたためみるみる指先の感覚がなくなってしまいしびれと激痛がおそってくるという状態でした。私はこのような状態で保護房の床に転がされて手首の痛みを大声で訴えましたが、無視され続けました。私が受けたのは正に拷問そのものであり、今の時代に拷問が存在するということを知りました。隣の保護房からも「助けてくれ」などという悲鳴が響いていましたが、留置官は「うるさい、だまってろ」と逆に怒鳴り返す声がきこえてきました。結果から言うと私の身体拘束は45分でとかれましたが、拘束されている間中、このままずっとこれが続くと指が壊死するのではないかと本当に恐怖を覚えました。今回のやり方は警察に少しでも逆らえば拷問するということを体に植え付けるようなやり方です。絶対許せません。私は今回逮捕されてから何度も調べを拒否してきましたが、警察はこの調べの拒否に対して拷問をからめた形で圧力を加えてきたのだと強く感じています。今後も拷問が繰り返されることがあるかもしれませんが、外のみんなと連携して反撃していきたいと考えています。ともにがんばりましょう。




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オリンピックによる野宿者追い出しを許さない 新国立競技場3.2弾圧救援会声明

2016/03/13 09:54
オリンピックによる野宿者追い出しを許さない 新国立競技場3.2弾圧救援会声明

2016年3月2日のAさんの不当逮捕に抗議する


 3月2日の午前8時過ぎ、私達と活動をともにしてきた仲間Aさんが路上で警官7、8人にいきなり取り囲まれ、パトカーに乗せられ連れ去られるという事件が起きました。いわゆる令状逮捕といわれるものです。容疑は1月27日の新国立競技場建設予定地での野宿者強制排除の現場で、JSC(日本スポーツ振興センター)職員に怪我を負わせたというもの。しかし、これまでの新国立競技場建設をめぐるJSCと明治公園の野宿当事者の話し合いの過程からすると、今回の逮捕はあまりに事実経緯を無視したものです。1月27日から1ヵ月以上たっての、この突然の逮捕は、問題含みの新国立競技場建設を強行するための社会運動に対する弾圧と考えざるをえません。
私達「オリンピックによる野宿者追い出しを許さない 新国立競技場3.2弾圧救援会」は、この不当逮捕・弾圧に対し社会的な陣形を形作り撃ち返し、Aさんを一日も早く取り返すことを目指します。

1月27日に起こったこと 圧倒的な暴力を振るったのはJSCです

 1月27日の早朝、JSCは大量の警察官・警備員を動員して、新国立競技場の建設予定地である明治公園の出入り口を封鎖しようとしました。クレーン車で鉄パイプを組んだバリケードを吊り下げ、抗議する野宿者や支援者の頭上をかすめるようにして設置を強行し、また、出入り口に集まった私達を追い出しました。JSCや警備員・警察官らによる暴力がふるわれる中、傷を負った私達の知人友人が何人もいます。さらにはJSCの職員が救急箱を持って走り、私達の友人の怪我に薬を塗るといった光景も見られました。
 そもそものはじまりであり、最も大きな暴力は、JSCによる公園の強制封鎖です。中に人が暮らしているにもかかわらず、またこれまでの話し合いを反故にして、いきなり生活空間の出入り口を封鎖しようとしたJSCの稚拙で非人間的なやり方が、1月27日の騒ぎの原因であることはまちがいありません。
 3月2日のAさんの逮捕は、容疑である「公務執行妨害」と「傷害」が事実無根であるだけでなく、1月27日に明治公園でJSCが振るった暴力と嘘を隠蔽し、居直るという意味でも許しがたいものです。


追い出しではなく、話し合いを! 私達はずっと求めてきました


 これまでJSCは、公園内に野宿し暮らしてきた人達の求めに応じて話し合いを続けてきました。そして、「住んでいる人がいる間は生活に影響のある工事はしない」「話し合いで解決する」と約束してきました。それにもかかわらず1月27日、JSCは明治公園を強制封鎖しようとし、野宿者・支援者の必死の抗議によってそれが中止せざるをえなくなった後も、2月5日には再び警察官を使って出入り口を閉ざそうとしました。紙切れ一枚で工事の妨げになるものは人間であろうとなんであろうと排除する、という姿勢です。
 しかし私達は、JSCがなりふり構わぬ追い出しを行うようになった1月27日以降も、話し合いでの解決を求めて活動してきました。2月17日には、JSC職員が明治公園にやってきて、30分ほどですが話し合いを行い、「人が暮らしている間は工事はできない、しない」ということをあらためて確認しています。Aさんが逮捕された3月2日は、私達が1月27日の危険な工事や2月5日の強制封鎖の法的根拠などJSCに確認したいことをまとめた質問書の回答期限でした。それへの返答が今回の逮捕なのでしょうか? 野宿者に対してなら約束も確認も守る必要はないということでしょうか?
 今回のAさんの逮捕は、当事者と支援者を力づくで分断することによって、これまでの話し合いのプロセスを踏みにじるものです。今回の逮捕の報を受けた公園に住む野宿当事者は「こんなやりかたでは、出ていくわけがない」と憤っていました。私達は引き続きJSCに話し合いを求めていきます。


Aさんを一日も早く取り戻すため、多くの方々の支援と連帯を


 私達は、3月2日のAさんの逮捕をJSCと警察が一体になった形での社会運動に対する圧力であり、野宿者追い出しの一環としての弾圧と考えます。マスコミを大量動員しての見せしめ逮捕を絶対に許すことは出来ません。JSCが1月27日に明治公園で行ったことは、いくつかの動画が上がっているのでぜひご覧になっていただきたいと思います。
 今回の不当逮捕の容疑のひとつは「公務執行妨害」。これはJSCの職員が公務員とみなされること(「みなし公務員」)を表しています。法的根拠を示せずに、果たして公務といえるのでしょうか?
今回の弾圧により、あらためて新国立競技場を建設する主体であるJSCに注目が集まっています。だからこそ、この機会にJSCの行状を白日の下にさらし、貧者を更に厳しい状況へ追い込む権力者たちを大衆的に包囲していく重要な契機であると考えています。警察署に勾留されているAさんも同意見であり、黙秘を続けて頑張っています。
 今回の逮捕は、法律・警察権力の濫用であると同時に、人権侵害なしでは計画が進められないJSC・新国立競技場のあり方そのものの問題です。社会の矛盾が最も凝縮する中で暮らしてきた野宿者に対して、国策としてのオリンピックのために一方的に追い出すJSCに対する広範な社会的批判を創りだしていきましょう。そしてAさんの一日も早い奪還を、実現しようではありませんか。

文責:オリンピックによる野宿者追い出しを許さない 新国立競技場3.2弾圧救援会
2016年3月4日 

連絡先:shin.kokuritu.danatu@gmail.com
ブログ:http://oidashisuruna.blogspot.jp/
ツイッター:https://twitter.com/reclaimmpark/status/705465814468538368
これまでの経緯について→国立競技場周辺で暮らす野宿生活者を応援する有志ブログ
http://noolympicevict.wix.com/index#!blog/u1ok7
1月27日の動画:https://www.youtube.com/watch?v=LBtdhjE56sk
https://www.youtube.com/watch?v=VBvFb76AtHI
https://www.youtube.com/watch?v=ZpHGx7hLSEk&feature=youtu.be


【救援カンパ】一刻も早くAさんを取り戻すために支援と連帯をお願いいたします!

みずほ銀行渋谷支店(普)9095210「のじれん」 郵便振替口座00160-1-33429
「渋谷・野宿者の生活と居住権をかちとる自由連合」 ※「救援」の旨明記ください。





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オリンピックによる野宿者追い出しを許さない!

2016/03/11 09:48
>オリンピックによる野宿者追い出しを許さない!
新国立競技場3.2弾圧救援会

http://oidashisuruna.blogspot.jp/2016/03/32.html?m=1

2016年3月4日金曜日

オリンピックによる野宿者追い出しを許さない 新国立競技場3.2弾圧救援会声明
http://noolympicevict.wix.com/index#!blog/u1ok7

2016年3月2日のAさんの不当逮捕に抗議する

 3月2日の午前8時過ぎ、私達と活動をともにしてきた仲間Aさんが路上で警 官7、8人にいきなり取り囲まれ、パトカーに乗せられ連れ去られると いう事 件が起きました。いわゆる令状逮捕といわれるものです。容疑は1月27日の新 国立競技場建設予定地での野宿者強制排除の現場で、JSC(日 本スポーツ振興セ ンター)職員に怪我を負わせたというもの。しかし、これまでの新国立競技場建 設をめぐるJSCと明治公園の野宿当事者の話し合い の過程からすると、今回の逮 捕はあまりに事実経緯を無視したものです。1月27日から1ヵ月以上たって の、この突然の逮捕は、問題含みの新国立競 技場建設を強行するための社会運 動に対する弾圧と考えざるをえません。
 私達「オリンピックによる野宿者追い出しを許さない新国立競技場3.2弾圧救 援会」は、この不当逮捕・弾圧に対し社会的な陣形を形作り撃ち返 し、Aさんを 一日も早く取り返すことを目指します。


1月27日に起こったこと 圧倒的な暴力を振るったのはJSCです

 1月27日の早朝、JSCは大量の警察官・警備員を動員して、新国立競技場の 建設予定地である明治公園の出入り口を封鎖しようとしました。ク レーン車で 鉄パイプを組んだバリケードを吊り下げ、抗議する野宿者や支援者の頭上をかす めるようにして設置を強行し、また、出入り口に集まった私 達を追い出しまし た。JSCや警備員・警察官らによる暴力がふるわれる中、傷を負った私達の知人 友人が何人もいます。さらにはJSCの職員が救急 箱を持って走り、私達の友人の 怪我に薬を塗るといった光景も見られました。
 そもそものはじまりであり、最も大きな暴力は、JSCによる公園の強制封鎖で す。中に人が暮らしているにもかかわらず、またこれまでの話し合い を反故に して、いきなり生活空間の出入り口を封鎖しようとしたJSCの稚拙で非人間的な やり方が、1月27日の騒ぎの原因であることはまちがいあ りません。
 3月2日のAさんの逮捕は、容疑である「公務執行妨害」と「傷害」が事実無根 であるだけでなく、1月27日に明治公園でJSCが振るった暴力と 嘘を隠蔽し、 居直るという意味でも許しがたいものです。


追い出しではなく、話し合いを! 私達はずっと求めてきました

 これまでJSCは、公園内に野宿し暮らしてきた人達の求めに応じて話し合いを 続けてきました。そして、「住んでいる人がいる間は生活に影響のあ る工事は しない」「話し合いで解決する」と約束してきました。それにもかかわらず1月 27日、JSCは明治公園を強制封鎖しようとし、野宿者・支 援者の必死の抗議に よってそれが中止せざるをえなくなった後も、2月5日には再び警察官を使って 出入り口を閉ざそうとしました。紙切れ一枚で工事 の妨げになるものは人間で あろうとなんであろうと排除する、という姿勢です。
 しかし私達は、JSCがなりふり構わぬ追い出しを行うようになった1月27日 以降も、話し合いでの解決を求めて活動してきました。2月17日に は、JSC職 員が明治公園にやってきて、30分ほどですが話し合いを行い、「人が暮らして いる間は工事はできない、しない」ということをあらため て確認しています。A さんが逮捕された3月2日は、私達が1月27日の危険な工事や2月5日の強制封 鎖の法的根拠などJSCに確認したいことをま とめた質問書の回答期限でし た。それへの返答が今回の逮捕なのでしょうか?野宿者に対してなら約束も確認 も守る必要はないということでしょうか?
 今回のAさんの逮捕は、当事者と支援者を力づくで分断することによって、こ れまでの話し合いのプロセスを踏みにじるものです。今回の逮捕の報を 受けた 公園に住む野宿当事者は「こんなやりかたでは、出ていくわけがない」と憤って いました。私達は引き続きJSCに話し合いを求めていきます。


A さんを一日も早く取り戻すため、多くの方々の支援と連帯を

 私達は、3月2日のAさんの逮捕をJSCと警察が一体になった形での社会運動に 対する圧力であり、野宿者追い出しの一環としての弾圧と考えま す。マスコミ を大量動員しての見せしめ逮捕を絶対に許すことは出来ません。JSCが1月27 日に明治公園で行ったことは、いくつかの動画が上がっ ているのでぜひご覧に なっていただきたいと思います。
 今回の不当逮捕の容疑のひとつは「公務執行妨害」。これはJSCの職員が公務 員とみなされること(「みなし公務員」)を表しています。法的根拠 を示せず に、果たして公務といえるのでしょうか?今回の弾圧により、あらためて新国立 競技場を建設する主体であるJSCに注目が集まっています。 だからこそ、この機 会にJSCの行状を白日の下にさらし、貧者を更に厳しい状況へ追い込む権力者た ちを大衆的に包囲していく重要な契機であると考 えています。警察署に勾留さ れているAさんも同意見であり、黙秘を続けて頑張っています。
 今回の逮捕は、法律・警察権力の濫用であると同時に、人権侵害なしでは計画 が進められないJSC・新国立競技場のあり方そのものの問題です。社 会の矛盾が 最も凝縮する中で暮らしてきた野宿者に対して、国策としてのオリンピックのた めに一方的に追い出すJSCに対する広範な社会的批判を創 りだしていきましょ う。そしてAさんの一日も早い奪還を、実現しようではありませんか。

文責:オリンピックによる野宿者追い出しを許さない 新国立競技場3.2弾 圧救援会

2016年3月4日


【救援カンパ】一刻も早くAさんを取り戻すために支援と連帯をお願いいたします!
みずほ銀行渋谷支店(普)9095210「のじれん」 郵便振替口座00160-1-33429
「渋谷・野宿者の生活と居住権をかちとる自由連合」 ※「救援」の旨明記くだ さい。


連絡先:shin.kokuritu.danatu@gmail.com
ブログ:http://oidashisuruna.blogspot.jp/
ツイッター:https://twitter.com/reclaimmpark/status/705465814468538368
これまでの経緯について→国立競技場周辺で暮らす野宿生活者を応援する有志ブログ
http://noolympicevict.wix.com/index#!blog/u1ok7



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死の商人たち

2016/02/17 20:53

2月16日、ロイター通信が驚くべき情報を伝えました。日本の化学メーカーの「ダイセル」が英軍需大手BAEシステムズと米陸軍のヘリコプター向けエアバッグの共同開発を協議しているというのです。BAEはサウジアラビアへの賄賂付きの莫大な武器輸出が発覚したこともある悪名高い「死の商人」企業です。
(アンドルー・ファインスタイン著『武器ビジネス』上・下、原書房 に詳しい)。

記事では、BAEが武器輸出に舵を切った日本にたかっている様も書かれています。こうした動きを一つひとつ潰していかなければならないと思います。ぜひダイセルに直接声を届けてください。

2月16日、ロイター通信が驚くべき情報を伝えました。日本の化学メーカーの「ダイセル」が英軍需大手BAEシステムズと米陸軍のヘリコプター向けエアバッグの共同開発を協議しているというのです。BAEはサウジアラビアへの賄賂付きの莫大な武器輸出が発覚したこともある悪名高い「死の商人」企業です。
(アンドルー・ファインスタイン著『武器ビジネス』上・下、原書房 に詳しい)。

記事では、BAEが武器輸出に舵を切った日本にたかっている様も書かれています。こうした動きを一つひとつ潰していかなければならないと思います。ぜひダイセルに直接声を届けてください。

<参考>
【書評】秘密主義の闇、かき分ける執念(吉岡桂子)
武器ビジネス〜マネーと戦争の「最前線」(上・下)
http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2015080900014.html

【書評】死の商人たちが暗躍する世界(野村進)
武器ビジネス〜マネーと戦争の「最前線」(上・下)
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/5368

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ダイセルと英BAE、米軍ヘリ用エアバッグを共同開発=関係者(2月16日、ロイター)
http://bit.ly/1onWW0Q
「武器の輸出規制を緩和した日本は、欧米の軍需大手から技術の有望な「発掘先」とみられている。両国が安全保障の関係強化に動く中、とりわけBAEは日本企業との協業に関心を高めている。」
「BAEは今年を「ジャパン・イヤー(日本年)」と位置づけ、関係強化に動いている。豪潜水艦の共同開発候補である日本の官民連合に助言している他、三菱重工業と水陸両用車の共同開発の可能性も探っている。
さらに3─4つの案件でも日本企業と協議中だ」

この記事を受けて、ダイセルはホームページでロイターの報道を否定。

<株式会社ダイセル>
2016年2月16日の一部報道について
http://www.daicel.com/news/index.php?act=detail&id=399
 2016年2月16日昼頃(日本時間)、ロイター通信において、当社とBAEシステムズ社(英国)との、米陸軍のヘリコプター向けエアバッグの共同開発の協議に関する報道がありましたが、そのような事実はありません。
 また、当社が民生用以外の火工品事業の海外展開を検討しているという事実もありません。

しかし、2月17日夕方、ダイセル本社広報室(TEL 03-6711-8111)の久保田昌樹さんに電話で「BAEとコンタクトは取っていないのか?」と聞くと、「可能性としてはある」と返答。「可能性ではなく、事実としてどうなのか?」と尋ねると「私は把握していません」「調べて後日回答したい」と。電話番号を伝えましたので連絡が来ると思います。またご報告します。

◆ぜひダイセルに事実関係を直接尋ねてみてください。そして、「もしBAEとの連携を考えているなら、ただちに中止するよう求めます」と声を伝えてください!!!

【株式会社ダイセル】
〒108-8230 東京都港区港南2-18-1 JR品川イーストビル
(TEL)03−6711−8111
(FAX)03−6711−8100
お問い合わせフォーム http://www.daicel.com/contact/form.html
http://www.daicel.com/

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<武器輸出反対ネットワーク(NAJAT)>

ブログ https://najat2016.wordpress.com/
ツイッター https://twitter.com/AntiArmsNAJAT/
Facebookページ https://www.facebook.com/AntiArmsNAJAT/



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− タイトルなし −

2015/12/24 00:52

【2015-2016山谷越年闘争】
日時: 12月29日(火)昼〜1月4日(月)早朝
場所: 城北労働福祉センター前にて。南千住駅(JR,日比谷線,TX)より徒歩15分です。


 東京が2020年のオリンピック開催予定都市になった一昨年10月、その直後から東京のいたるところにマンションが建ちはじめた。古い家が次々とつぶされ、あっというまに更地にされた後には分譲住宅がたつ。山谷の町も例外ではない。もはやオリンピックにおいてスポーツ大会という要素は主要なものではない。その本質は商業イベント、特に不動産デベロッパーのためのショーケースとして機能するメガイベントだ。巨額の金が動くその影で、追い出され目に見えない場所に隔離される大勢の貧しい人々たち。公共地の商業利用は野放図でとどまるところを知らず、一部の富める者のためにまちを作りかえることが進む。
 この一年、取り組みやたたかいを通じてたくさんの仲間たちと出会ってきた。最後の仕事、アルミ缶集めを禁止する条例が作られそれに乗じた差別者の暴力がふるわれている。公共地や駅舎からの追い出しの圧力。それらに抵抗の声をあげることを決して止めなかった日雇い労働者、野宿の仲間たち。そんな仲間たちと、年末年始の一週間、力をあわせて飯を炊き、野営をし、公園を使 って餅をつくのが越年闘争だ。
 飯炊きをする場所は城北労働福祉センター前。東京都の山谷対策出先機関として、日雇い労働者を全国からかき集め高度成長期の建設労働を担わせ、仕事がなくなればケタオチ施設に送り込んできた。今は仕事の紹介、宿泊や給食を求めて新たにセンターに来た人を登録を拒否し追い返し、これまで長年センターに登録し仕事に行っていた人から「生活保護を受けろ」といってカードをとりあげ仕事を奪っている。資本の要請に追随して自らもその形成を支えた「寄せ場」を今度は解体することにやっきになっている。
 いまこの街を包んでいるのは、都市再開発という新しい利益のために、これらの歴史をすべてなかったことにしようという衝動だ。カード発行を拒否し、「花いっぱい運動」と称して野宿者の寝場所焚き火場を潰していく「日雇い・野宿者殺し」に踏み込んできているセンター、その正面で一週間の越年越冬闘争を続けよう。
 生活保護をはじめとする社会保障の削減への抵抗、基地建設の強行に反対し粘り強いたたかいを続ける沖縄の人々、戦争法案に反対の声をあげ国会前を埋め尽くした人々、東北大震災の被災者、被曝労働者。これら、国や金持ちの利益のための踏み台にされることを拒否し、声を上げる人々との結合を追求し、一回り大きな抵抗の輪を。そして越年後に本格的にやってくる厳冬期、またこの冬の時代にうちかつ端緒を掴む糸口を模索したい。使い古された言葉ではあるが、改めて「黙って野垂れ死ぬな。生きてやつらにやりかえせ。」と仲間同士が呼びかけ合う場にしていければと思う。
 山谷越年越冬闘争への結集を!


【山谷越年闘争スケジュール】

場所の記載のないものは城北労働福祉センター(台東区日本堤2-2-11)前です。すべてを野宿当事者を中心に共同作業で行います。多くの方のご協力をお願いいたします。(できるだけうちあわせからのご参加をお願いします。)
※写真撮影はご遠慮ください。

12月29日(火) 
正午うちあわせ(山谷労働者福祉会館(台東区日本堤1-25-11))→資材の運び作業
3時 うちあわせ→飯作り
5時 晩飯→かたづけ→よりあい→ふとん敷き→就寝
9時 夜まわり(上野)

12月30日(水)
7時 起床
8時 朝飯
9時 うちあわせ
12時 学習会(山谷労働者福祉会館)
3時 うちあわせ→飯作り
5時 晩飯→かたづけ→よりあい→ふとん敷き→就寝
9時 夜まわり(隅田川、浅草)

12月31日(木)
7時 起床
8時 朝飯
9時 うちあわせ→もちつき準備
12時 隅田川もちつき(隅田公園つきやま下)
3時 うちあわせ→飯作り
5時 晩飯→かたづけ
6時 芝居
7時 年越しそば→ふとん敷き→就寝

1月1日(金)
7時 起床
8時 朝飯
9時 うちあわせ→もちつき準備
11時 なぎさ寮もちつき(なぎさ寮)
3時 うちあわせ→飯作り
5時 晩飯→かたづけ→よりあい→ふとん敷き→就寝
9時 夜まわり(上野)

1月2日(土)
7時 起床
8時 朝飯
9時 うちあわせ→もちつき準備
12時 上野もちつき(上野公園)
3時 うちあわせ→飯作り
5時 晩飯→かたづけ→よりあい→ふとん敷き→就寝

1月3日(日)
7時 起床
8時 朝飯
9時 うちあわせ
12時 今後に向けたよりあい
3時 うちあわせ→飯作り
5時 晩飯→かたづけ→よりあい→資材撤収作業→ふとん敷き→就寝
 
1月4日(月)
4時半 起床→野営拠点解体、資材撤収作業→集約(山谷労働者福祉会館)
8時 生活保護集団申請行動(台東区役所)

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「武器輸出反対ネットワーク」発足!!

2015/12/17 00:24
オーストラリアに潜水艦を売るな!
「武器輸出反対ネットワーク」発足記者会見&官邸前アクション

ターンブル豪首相が12月17〜19日に来日する見込みです。18日にも行われる日豪首脳会談では、自衛隊と豪軍による「訪問部隊地位協定」の締結問題などに加えて、懸案となっている豪州への潜水艦輸出の問題も話し合われます。

潜水艦輸出は総事業費4兆円を超えるビッグプロジェクト(最大12隻を共同開発・生産)であり、日本はドイツ、フランスという武器輸出大国と受注を争っています。大型武器を丸ごと輸出(共同開発・生産)する初のケースであり、受注競争の行方は今後の日本の武器輸出にも大きく影響することは必至です。

これに対して、この間準備を進めてきた「武器輸出反対ネットワーク」を発足させると同時に、潜水艦輸出に反対する記者会見と連日の官邸前行動を行います。

    ◆オーストラリアに潜水艦を売るな!
    「武器輸出反対ネットワーク」発足記者会見
    日時:12月17日(木) 14時30分〜16時 
    場所:衆議院第2議員会館第6会議室(国会議事堂前駅、永田町駅)
※14時からロビーにて入館証を配布します。
発言者: 並木麻衣(日本国際ボランティアセンター・パレスチナ事業担当)
井筒高雄(元陸自レンジャー隊員)
杉原浩司(集団的自衛権問題研究会)
志葉玲(フリージャーナリスト)
メリ・ジョイス(ピースボート、予定)
※関連情報※
  「オーストラリアに潜水艦を売るな!」「太平洋を平和の海に!」
  「死の商人にはなりたくない!」などの横断幕(英文も)を掲げてアピールします。
    ◆首脳会談前夜!オーストラリアに潜水艦を売るな!12.17官邸前アクション
    12月17日(木) 18時30分〜20時    首相官邸前(国会議事堂前駅)

    ◆オーストラリアに潜水艦を売るな!12.18官邸前アクション
    12月18日(金) 午前10時〜11時    首相官邸前(国会議事堂前駅)


    問い合わせ先:武器輸出反対ネットワーク
    ツイッター https://twitter.com/AntiArmsNAJAT
    Facebookページ https://www.facebook.com/AntiArmsNAJAT/





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今年の横浜寿越冬の取り組み予定

2015/12/11 09:24


第42次寿越冬闘争スケジュール2015〜2016
第42次寿越冬闘争実行委員会 (12月9日現在版)

・寿越冬闘争統一オリエンテーション
日時:2015年12月13日(日)午後2時〜 
場所:寿生活館2階

・統一作業日
日時:2015年12月23日(水・休)午前9時〜
場所:寿公園 集合

・第42次寿越冬闘争突入集会
日時:2015年12月26日(土) 開場:午後6時 開始:午後6時30分〜
場所:寿生活館4階


・12月23日〜27日 準備作業・厨房作り・テント設営(9時集合)

・12/28 年末年始対策窓口同行(9時〜)[中福祉・寿福祉プラザ]
 準備作業(9時〜)  バザー(10時〜)

・12/29 準備作業(9時〜) パトスープ作り(切り込み:14時〜)
各種相談(医療・法律・生活・労働)
集約会議(19時〜) パトロール(21時〜)

・12/30 炊き出し(切り込み:9時〜、配食:16時〜)
学習会「依存症について」(11時〜)
各種相談(医療・法律・生活・労働)
集約会議(19時〜) パトロール(21時〜)

・12/31 年越しソバ(切り込み:9時〜、配食:15時〜)
各種相談(医療・法律・生活・労働)
集約会議(19時〜) パトロール(21時〜)

・1/1 餅つき(切り込み:9時〜、配食:13時〜)
各種相談(医療・法律・生活・労働)
芝居:さすらい姉妹(16時〜)[寿生活館4階]
集約会議(19時〜) パトロール(21時〜)

・1/2 炊き出し(切り込み:9時〜、配食:16時〜)
各種相談(医療・法律・生活・労働)
カラオケ大会(13時30分〜15時30分)[寿生活館4階]
集約会議(19時〜) パトロール(21時〜)

・1/3 炊き出し(切り込み:9時〜、配食:16時〜)
各種相談(医療・法律・生活・労働)
学習会「故・矢島祥子さんを偲んで」(11時〜)
囲碁・将棋大会(10時〜15時)[寿生活館3階]
集約会議(19時〜) パトロール(21時〜)

・1/4 中福祉集団生活保護申請(寿公園集合:8時)
アブレ金カンパ活動(12時30分〜15時30分)

・5日・6日  厨房・テント解体(9時〜)その他片付け

・9日(土)  新春お楽しみコンサート(14時〜)[寿生活館4階]

*予定は変更される可能性があります。ご了承下さい。
メイン会場は【寿公園(横浜市中区寿町3‐9‐4)】
および【寿生活館4階】になります。


寿越冬闘争実行委員会 構成団体
寿日雇労働者組合、寿医療班、寿支援者交流会、
日本キリスト教団寿地区センター、寿・関内夜回り仲間の会、
反戦・反差別を闘う神奈川労働者共闘、横浜水曜パトロールの会


連絡先(事務局):
横浜市中区寿町3-12-2 寿生活館4階
寿越冬闘争実行委員会

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少しの時間でもいいので、参加していただければと思います。
よろしくお願いします。


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・シリーズ三里塚闘争50年第1回

2015/12/10 08:51


三里塚闘争は何を問いかけてきたのか・シリーズ三里塚闘争50年第1回
管制塔から見た「成田」と50年の「三里塚」

★講師 中川憲一さん(78年管制塔占拠闘争元被告)

☆DVD上映 「大義の春」(78年管制塔占拠闘争の記録)ほか

★日時 2016年1月30日(土)午後6時15分開場

☆会場 文京シビックセンター4階会議室A(後楽園駅・春日駅)
http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_shisetsukanri_shisetsu_civic.html

★参加費 当日1000円、予約800円(会員500円)
 ※なるべく事前に申し込みください。

研究所テオリア
連絡先 東京都千代田区内神田1-17-12勝文社第二ビル101研究所テオリア
TEL・fax03−6273−7233
email@theoria.info

◆1966年7月、三里塚(千葉県成田市と芝山町)に「新東京国際空港」(現・成田空港)を造ることが突如閣議決定されました。地元住民に一言の 相談もなしに行われた建設決定に対し、農民たちは三里塚芝山連合空港反対同盟を
結成。反対運動に立ち上がりました。
 機動隊の暴力と札束で空港を建設しようとした国家の横暴に対して、農民が自らの農地と身体を武器に闘った「三里塚闘争」は、国際的にも知られた 日本の反権力の闘いのシンボルとなりました。
 90年前半、政府は強権的な 空港建設について住民に「謝罪」したはずでした。しかし、B滑走路供用(02年)、滑走路延長(09年)と空港拡張は止まりませんでした。民家上空40 メートルを飛行機が飛び、騒音と裁判で住民を追い出
そうとしています。
 「2020東京五輪」に浮かれる現在、農地をつぶし、住民を立ち退かせて空港を拡張する成田第3滑走路計画がつくられようとしています。
 柳川秀夫さん(三里塚芝山連合空港反対同盟代表世話人)は、「民衆のものさしが必要だ」と 成長・利益を求め続ける空港建設に対するオルタナティブの必要性を指摘しています。
 三里塚闘争50年は何を問いかけてきたのか。第1回 では、1978年の3・26管制塔占拠闘争元被告で、05年の管制塔1億円カンパ運動を被告団事務局として担った中川憲一さんに自分たちは何を目指して 闘ったのかなどを語っていただきます。 (2015年12月)



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− タイトルなし −

2015/12/03 11:32


2月12日、安倍首相は、訪問先のインドで、モディ首相と首脳会談を開き、武器 輸出や原子力協定などについてなんらかの合意が行われるとみられています。
http://www.asahi.com/articles/DA3S12090338.html
中でも、核不拡散条約(NPT)に加盟せず核兵器を持つインドと被爆国である日本との原子力協定は、核拡散の危険をはらむものであり、国際的な核不拡散の枠組みに大きな悪影響を及ぼすものとして批判がたかまっています。

インドにはすでに20基以上の原発がありますが、各地で繰り広げられる、地域住民の非暴力の反原発運動に対して、インド政府は暴力的に鎮圧しており、死者がでる事態も発生しています。
原子力協定反対・武器輸出反対を訴え、首相官邸前で抗議アピールを行います。
インドのみなさんともスカイプで結び、同時アクションにしたいと考えています。

土曜日の午後ですが、お誘いあわせの上、ぜひぜひご参加ください。
-----------------------
日印首脳会談の日に…12・12 首相官邸前
日インド同時アクション「原子力協定・武器輸出に反対!」
http://www.foejapan.org/energy/export/evt_151212.html
-----------------------
◆日 時 2015 年12月12日(土)13:00〜15:00
◆場 所 首相官邸前 (最寄り駅:東京メトロ・国会議事堂前、永田町)

◆呼びかけ FoE Japan、原子力規制を監視する市民の会、原子力資料情報室、戦争しないさせな い市民の会(旧・秘密保護法を考える市民の会)
◆協力 武器輸出反対ネットワーク準備会
◆賛同 美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会
◆連絡先 FoE Japan 満田(090-6142-1807)
-------------------------------
参考情報1
日インド原子力協定に関するファクトシート(PDF)
http://www.foejapan.org/energy/export/pdf/India_Nuclear_FS_Short_Revised.pdf

☆アクション呼びかけ☆
先日、インドの市民たちが、安倍首相および国会議員に対して、以下の書簡を提出しました。
インドの反核グループが、日印原子力協定に反対する書簡提出
「原子力ではなく、再生可能エネルギーへの協力を。核なき世界の達成を」
ぜひぜひ、みなさまの地元の国会議員宛に、みなさまのお言葉を添えて、このレターをファックス等でお送りください。
------------以下レターの本文

日本国内閣総理大臣 安倍晋三 様
国会議員の皆様
2015年11月26日

?原子力ではなく、再生可能エネルギーへの協力を。核無き世界の達成を?

 私たちインドの市民は、日インド原子力協定に対し重大な懸念を抱いています。いくつかのメディアがこの12月にも日インド原子力協定が締結される見込みであると報道しています。私たちは、日インド原子力協定締結に対する反対を表明し、核なき世界というより良い共通のゴールのために、日本政府にこの二国間協定を締結しないように求めます。
 私たちは主に3つの理由により、原子力協定に反対します。
 第一に、私たちは福島のような悲惨な原子力事故を世界のどこでも二度と繰り返してはなりません。原子力は生命、人々の生活、そして環境に様々な形で危険をもたらします。このことはチェルノブイリや福島の事故ですでに明らかです。チェルノブイリ原発事故の後、原発事故が人々の生活と環境を破壊すると私たちに教えてくれました。インドでは、すでに人々がウラン鉱山での健康被害をうけています。事故が無くても、核技術そのものは生来的なリスクと非人間的な特徴を持つのです。ひとたび事故が起きれば私たちの土地を回復させるのは不可能です。
私たちのうち何人かは、すでに福島原発事故によって被災者となった方々の苦しみを直に目撃しています。生計手段を失い、自国で難民状態となってしまった人々を見ています。福島原発事故の被災者の困難から立ち直る力を、彼らが暗黙に原発を受け入れていると読み替えてはなりません。
それは地に足をつけ、力強く立ち直っていく日本の力です。日本が引き続き立ち直っていくために、原発は去らねばなりません。原子力技術に内在する破壊という特徴は、日本人の元来の困難に直面しても立ち直っていく力とは真っ向に対立します。私たちは日本の首相に原発を推進する事をやめるよう、強く求めます。
 第二に、原発は環境的に持続可能なエネルギー源ではありません。インドや日本のような国は、エネルギー需要と気候変動対策のために、再生可能エネルギーを用いていく可能性を模索すべきです。インド政府はエネルギー安全保障と、安定したエネルギー供給のために原発は不可欠であると主張しています。ですが、原発への巨額の投資とは裏腹に、原発から来るインドのエネルギーはたった3%です。原発は高価で危険な技術です。さらに、インドは再生可能エネルギーのポテンシャルを高くもち、その大部分がまだ開拓されていません。私たちは、日本政府に原子力ではなく再生可能エネルギーに投資するよう求めます。これは、気候変動と環境的に持続可能な開発のため、日本インド両国にとって利益となるでしょう。
 第三に、私たちは核無き世界を達成するため、原発の使用をやめなくてはいけません。日本は原爆の被害と原発事故の被害両方をうけた世界唯一の国です。即ち、日本ほど核なき世界に向けて国際社会を導いていくのにふさわしい国はありません。私たちインド市民は、日本とともにこのゴールが達成できる事を強く願っています。私たちは常に、核兵器の被害者、原子力事故の被害者、そして原子力そのものの被害者と連帯していきます。日インド間の原子力協定は、核の被害をうけているすべての人にたいしての侮辱です。有害な核の技術を拡散させることにしかなりません。
 インドには核に反対する人々が長年たたかってきた歴史があります。ある人々はすでに土地を失い、ある人々は放射能に苦しんでいます。反原発活動に従事する活動家らが情け容赦なく、権力によって抑圧されているという現状もあります。私たちは日本の人々に、インドの一般の人々の声が届く事を祈っています。福島や広島の被害者のように、私たちは原発に真剣に取り組んでいます。
 私たちは、安倍首相、そして日本の国会議員の皆様が、私たちの日本への親愛の情を理解し、日本とインドの一般の人々両方に取って一番ためになるように、日インド原子力協定を取りやめるという形で一致していく事を望んでいます。

インド反核運動全国連合(National Alliance of Anti-Nuclear Movement)  一同
提出者 クマール・スンダラムDr. ヴァイシャリ・パティル

連絡先:国際環境 NGO FoE Japan



〒173-0037 東京都板橋区小茂根 1-21-9


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釜ヶ崎講座講演の集い

2015/11/30 12:10


第22回釜ヶ崎講座講演の集い

〜取り残されるホームレス問題の解き口を探して〜
2015年特掃登録者・シェルター利用者アンケートから考える

皆さん、今回 釜ヶ崎講座は上記のタイトルをかかげ、「第22回釜ヶ崎講座講演の集い」を開催いたします。
2017年期限をむかえる「ホームレス自立支援法」と今年4月施行の「困窮者自立支援法」の種々の課題とは、
釜ヶ崎で日々、実践と施策の確立に取り組んでおられるNPO釜ヶ崎支援機構の松本裕文さんにお話しをしていただきます。
以下、今回の講演の集いにむけた松本さんの論点の発信の内容です。

今回の講演の集いでは次のことを一緒に考えていきたいと思います。

○ホームレスの自立支援等に関する特別措置法で実効性のあった施策は何か。
また行き届いていない部分は何か。
○働きたい野宿労働者と働かせたい国・自治体のズレ。
○特別清掃登録者2000年調査と2015年調査を比較して変わった事、変わらない事。
○今、ホームレス状態に留まる人が生活保護制度の利用に進まない理由。
○朝、シェルターを出た人はどこに行くのか。
○生活困窮者自立支援法の課題。
○西成特区構想の捉え方。
○制度のスキマを埋めるより根本から運動を起こそう。
以上の内容を下地に皆さんとともに考えていきたいと思います。 皆さんのご参加をお待ちしております!
日時  2015年12月5日(土) 午後6時半開演
講師  松本裕文さん (NPO釜ヶ崎支援機構事務局長)
会場  エル・おおさか701号室  (大阪市中央区北浜3−14 TEL 06−6942−0001)
京阪・地下鉄谷町線 「天満橋駅」より西へ300m 「北浜駅」より東へ500m
資料代  500円      釜ヶ崎講座
◎連絡先  大阪市港郵便局私書箱40号  大阪市西成区萩の茶屋1−9−7釜ヶ崎日雇労働組合気付




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− タイトルなし −

2015/11/24 11:37


    延期させよう!1月利用開始                 
           申請やめよう!個人番号カード          
                 支援しよう!違憲訴訟  【転載歓迎】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●日時 12月12日(土曜日)14時00分〜16時30分(13時30分開場)

●会場 連合会館(東京・御茶ノ水) 2階 大会議室( 203・204 会議室)

・メイン会場が満員となった場合、隣りの 201 会議室で集会に参加できるよう 準備しています

●開催趣旨
・マイナンバー(危ない共通番号)の利用開始が 2016 年1月に迫るなか、番号利用開始の延期と共通番号制度の廃止を求める集会を開催します。
・私たちの人権を侵害する番号の1月利用開始を延期させましょう。
・通知カードが届いたら、危険な個人番号カードを申請しないよう呼びかけます。
・12月1日、全国7か所でマイナンバーの差し止めを求めて提訴する違憲訴訟を支援しましょう。

●集会プログラム
・マイナンバー違憲訴訟の論理とは(マイナンバー違憲訴訟東京弁護団)
・番号利用開始前の状況と今後の運動について(共通番号いらないネット)
・番号利用開始延期の取り組みについて(マイナンバー制度反対連絡会)
・各界からのリレートーク / 会場からの発言 / 集会宣言

▼詳細掲載ページ
http://www.bango-iranai.net/event/eventView.php?n=78

▼印刷用会場案内図
http://www.bango-iranai.net/event/parts/map/RengoKaikanMapMono.pdf

▼集会チラシ(会場案内図付き)をダウンロードできます。

▽カラー版チラシ
http://www.bango-iranai.net/event/parts/pdf/20151212HandbillColor.pdf

▽ 印刷用モノクロ版チラシ
http://www.bango-iranai.net/event/parts/pdf/20151212HandbillMono.pdf

●交通
・JR中央線・総武線「御茶ノ水駅」聖橋口徒歩5分
・東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」小川町交差点方面(代々木上原寄り)
 改札、B3出口すぐ
・東京メトロ丸ノ内線「淡路町駅」地下通路徒歩5分、B3出口すぐ
・都営地下鉄・新宿線「小川町駅」地下通路徒歩3分、B3出口すぐ
※B3a・B3b出口は別方向へ出るので注意

●参加費 500円

●主催 マイナンバー制度の廃止を求める12・12集会実行委員会
   (※実行委員会は次の3団体によって構成されています)

●連絡先・問い合わせ

▽共通番号いらないネット 
 Tel. 080-5052-0270(担当:宮崎) http://www.bango-iranai.net/

▽マイナンバー制度反対連絡会
 Tel. 03-5842-5611(全労連) https://www.facebook.com/no.mynumber/

▽マイナンバー違憲訴訟東京弁護団
 Tel. 03-3586-3651(東京合同法律事務所)

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■番号の通知が届いたら
■危険な個人番号カードの申請はやめましょう!

個人番号通知には、通知カード、個人番号カードの申請書と返信用封筒が入っています。ICチップの入っている個人番号カードは、さまざまな手続きで本人確認に使われます。

 紛失しパスワードを知られると、他人があなたに成りすまして手続きをしたり、あなたの個人情報を入手する危険があります。

 また、あなたがどこで何の手続きをしたか、追跡することも可能になります。

 さらに9月に成立した番号利用拡大法では、個人番号カードに生体認証(指紋、虹彩、静脈、顔データなど)を記録する付帯決議もされています。

 政府はマイナンバー制度を普及させるために、個人番号カードを来年3月までに1000万枚も配布しようとしています。個人番号カードが普及すると常時必携の登録証になり、カードを持っていないと「不審者」と見られるような監視国家になります。

 個人番号カードがなくても「通知カード」があれば、必要な手続きはできます(通知カードがなくても手続きは可能です)。あえて個人番号カードを申請する必要はありません。危険なマイナンバー制度が普及しないように、個人番号カードの申請はやめましょう。

 個人番号カードの申請は任意です。申請する必要はありません。個人番号の通知が届いたら、申請書を切り離して、両面に×を付けて、「個人番号カードは申請しません」「マイナンバー制度には反対です」などの意見を添えて、返
信用封筒で送れば、誰でも簡単にマイナンバーに反対する意思表示をすることができます。直接、自治体窓口へ行くのもよいでしょう。

※返信封筒の宛先は、地方公共団体情報システム機構です。

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辺野古工事を止めよう!! 拡散。

2015/11/01 11:12


29日、沖縄防衛局は、辺野古基地建設の「着工」を宣言し、工事やボーリング調査を「再開」し始めました。
シュワブゲート前では「フェンスを破った」として、逮捕者も出ています。
また、警視庁の機動隊を「辺野古警備」に使うという報道もなされております。

「辺野古着工」と大きな見出しで、各新聞とも報道しています。しかし、まだシュワブ基地内の仮設工事が主で、
県や市の許可を得ないと手をつかれらない所も多いのです。まだ「海には一粒の土砂」も投入されていないの
です。

まだまだ、止めることが出来ます

一方、政府は佐賀県におけるオスプレイの訓練を断念するという報道があります。「沖縄の負担軽減」というこ
とで(本当は、「特殊作戦」に投入され、かつ航続距離の長いオスプレイの訓練は、沖縄だけでは狭すぎる…と
いうことなのですが)
地元の合意が得られていないというのが、その理由の一つですが、それではより強固に反
対をしている沖縄において、機動隊や海上保安庁の暴力を使い、また法をねじまげてまで基地建設の強行が
出来るのでしょうか?

これは単なるダブルスタンダードという問題ではありません。沖縄に対する差別政策そのものであり、このような
政府の存在を許している限り、「本土」は沖縄に対する差別構造を温存しているといっても、過言ではありません。

いまこそ、「本土の私たち」が、声を上げ、政府に「辺野古基地建設を止めさせる」世論を盛り上げなければなり
ません。

とりあえず出来ることは、工事主体である沖縄防衛局に、「基地建設反対」の声を集中させることです。

沖縄防衛局
〒904-0295
沖縄県中頭郡嘉手納町字嘉手納290番地9
TEL:098-921-8131
FAX:098-921-8168

名護防衛事務所
〒905-2171
沖縄県名護市辺野古134?1
TEL:0980-50-0326
FAX:0980-50-0327



抗議FAXは、コンビニからも送れます…A41枚50円です。何度も送りましょう!
飛行機代よりは安いです!

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経産省前テントひろばから

2015/10/29 09:26


テント日誌10月27日(火)
経産省前テントひろば1508日

テントの闘いは続く、やはり1500日通過点である
脱原発を実現するためには「勝った、負けたに一喜一憂しないこと。しぶとく、粘り強く、多方面を向いた運動を続けることが必要」(河合弁護士)。「テントは組織ではないから、疲れたときには休むことも。これからも楽しくがんばって行こう」(渕上さん)。26日のテント裁判報告会で、弁護団長の河合さんと、被告の一人とされた渕上さんは、こう話した。

この日、東京高裁は、原告経産省側の主張を全面的に認め、テント側の主張をことごとく退け、控訴棄却という厳しい判決を下した。テント撤去仮執行(一審判決)も生きている。これから、弁護団からの仮執行停止申し立てがどう扱われるか、最高裁への上告審がどうなるか、とても楽観できる状況でない。しかし、「世界を見渡せば、『反原発』は必ず勝つ」(河合団長)。だから「あと10年長生きして、原発が無くなる世の中を見たい」と、もうひとりの「被告」正清さんは、報告会で言った。

私は、今回の判決に驚かなかった。9月18日控訴審の公判で、珍しく抽選で傍聴券が当たった。私たちテント側の陳述を聴いていた裁判長の表情から、一審判決から相当程度改善された判決を期待することは無理だと直感していたからだ。

それにしても、このたびの裁判長はひどかった。今回は、抽選にはずれたのだが、裁判長は、「上告棄却、訴訟費用は被告側の負担」という30秒の判決文を読み上げると、ただちに退席したというのだ。怒った傍聴席の人々は、「理由を説明しろ」と叫んで居座り、やがて強制退去させられる。せめて判決要旨だけでも読み上げるのが、裁判の公開という原則から見れば当然ではないか。

この判決要旨で、裁判長は、憲法が保障する表現の自由や「宿営権」(エンキャンプメントの権利)に対する考え方くらいは示すこともできた。これは、判決文でもわずかに触れている。判決でまったく言及しなかったのは、福島第一原発事故に対する経産省の責任問題だが、ここを素通りしては、なぜテントが争点になったのかわからない。テント側が繰り返し主張し、福島で被災した何人もの証人が繰り返し強調したことなのだが、問題の核心になるテーマは、みごとに無視された。そんな「判決要旨」は、読みたくなかったのかもしれない。

一審判決を全面的に追認したのだから、1日2万円余という法外な「地代」まで認めたわけだ。もし、これが最高裁でも認められれば、国によるSlap訴訟はなんでもOKというお墨付きにならないだろうか。

ともあれ、経産省の「目の上のたんコブ」、テント広場は、1500日以上を記録した。ここに交代で泊り込んだ人たち、彼ら彼女らを周りで支えた数限りない人々のエネルギーが、全国、さらには世界の人たちをひき付け、多種多様な各地の脱・反原発運動のネットワークの中心になった。私は、首相官邸と国会前で毎週金曜日に行われている首都圏反現連の抗議行動には、半数以上参加しているが、テントが続かなければ、あの金曜行動も続かなかっただろう。逆に、金曜行動があれだけ持続しなければ、テントも、これほど長く持続はできなかっただろうと思う。原発サイトその他全国各地で繰り広げられている金曜行動や現地テントも、経産省前テント広場なしには考えられなかった。

2013年の特定秘密保護法案に対する反対運動も、先の「戦争法案」に対する国会前を埋めた抗議行動も、テントと反現連の金曜行動が続いていなければ、あれほどの高まりと広がりを見せることはなかったと思う。

日本の「オキュパイ運動」は、実に豊かな稔りを生み出した。これから、テントそのものはどうなるか、わからない。しかし、テントは、確実に、新しいものを創り出し、日本の社会を変えた。テントは、そのことに、大きな自信と誇りをもってよいと思う。(N・E)

「高裁判決を受けて」経産省前テントひろば記者会見
日時:2015年10月29日(木)13時〜14時
場所:経産省前テントひろば(東京都千代田区霞が関1−3−1、070−5062−4196)
主催:経産省前テントひろば(Blog:http://tentohiroba.tumblr.com/
発言予定:(敬称略)
鎌田慧(ルポライター、テント応援団)
内藤光博(専修大学教授・憲法学)
テント弁護団:宇都宮健児、大口昭彦
経産省前テントひろば:淵上太郎、正清太一、他


?福島原発被告団からのおしらせ
福島原発告訴団が2013年に公害罪で告発した東電汚染水放出事件が、今月2日、福島県警より福島地検へ書類送検されました。被疑者は東電新旧役員32人と法人としての東電です。地検は捜査を行ったのち、起訴か不起訴かを決定します。告訴団は、地検が起訴の決定を下すよう働きかけて行きます!
◆10.30東京第一検審激励行動&院内集会◆
東電と旧経産省保安院の津波対策担当者計5名について、東京第一検察審査会に申立てをしています。この申立てについても起訴相当の議決をしてくださるよう激励行動を行います!ぜひお集まりください!
10月30日(金) 無料
12:30〜13:15 検審激励行動 東京地裁前
14:00〜15:30 院内集会 参議院議員会館講堂
*福島からバスが出ます!
行き 7:10福島駅西口発 〜 8:10郡山教組会館発
帰り 16:00参議院議員会館前発
片道・往復とも1500円です。乗車場所、当日連絡のつく電話番号、片道か往復かをお知らせください。
STOP 伊方原発再稼働! 11月1日(日)全国集会In松山
日時 11月1日(日)
12時30分集会スタート 14時30分デモ行進(16時終了予定)
場所 愛媛県松山市堀之内城山公園やすらぎひろば
主催 伊方原発を止める会




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戦争法を葬るために!

2015/10/11 09:22
【「10・8戦争法廃止!安倍内閣退陣!総がかり行動集会」ダイジェスト】

<開会あいさつ>

◆高田健(解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会)
「戦争法への怒り、エネルギーは全く消えていない。60年安保の後のような挫折感は運動内部にはない。歴史的闘いの中で獲得した確信と希望がある。「採決」されたが憲法違反に変わりはない。憲法9条は大きな痛手をこうむったが、どっこい生きている。第3次安倍政権の「経済、経済」の連呼を見ると、壮大な虚言の中に戦争のための軍事力作りと明文改憲への狙いが透けて見える。極めて欺瞞的で危険な内閣だ。ハリボテのような内閣を倒し、戦争法を廃止するため、全力で、総がかりで闘っていこう」

<講演>

◆熊岡路矢(NGO非戦ネット、日本国際ボランティアセンター(JVC)顧問)

「クンドゥズでの「国境なき医師団(MSF)」の病院に対する米軍の爆撃は国際人道法違反の戦争犯罪だ。徹底調査のうえで国際刑事裁判所にも訴える方向だが、訴える国がまだ見つかっていない。MSFは2004年にも5人が殺害されアフガンを一時撤退した。米軍など連合軍やアフガン軍が村に入り、病院を占拠したりした。そのため、反政府勢力がMSFを連合軍と同じと見なした」

「JVCの今井高樹によれば、2011年の南スーダン独立の頃、中央スーダン共和国軍が南スーダンに攻め込み、市街戦が勃発した。その時のPKOトップの「動かず待て」の指示は正しかった。混乱しているところに武装した集団が来れば事態は悪化する。非武装の人々が普通の四輪駆動車で救援を成功させた」

「2013年、南スーダンの2つのグループが衝突した際、PKOは駆けつけず、全体の沈静化を待って人々を保護した。何がどうなっているかわからず、武装勢力と一般住民の区別は不可能。安倍内閣が考えているような都合のいい状況は、現実のリアルな事態とはほど遠いものだ」

「どの戦争も間違いなく汚いものだ。皆さんや両親、子ども、孫たちが殺傷されるのが戦場。武器商人や軍産共同体が儲かる。記録に残せないほど多くの人々が死傷し、イラクでは100万人単位とも言われる。米国が無理やり始めた戦争でイラクは破綻国家になり、シリア内戦やISを生むことにつながった」

「大学でも教えているが、以前の「アフガンやユーゴはどうなっているか?」というような質問が、ここ1、2年で「自分も戦争に行くのか?」「日本も戦争に巻き込まれるのか?」と変わってきた。南スーダンの状況は長く住んでいる人でもわからない中、途中で交代し、閉じこもって暮らしている自衛隊に正しい判断ができるのか?」

<国会議員から>

◆福山哲郎(民主党)
「悔しい。何の採決が行われたのかわからない。許してはいけない。一方で新しい民主主義の局面が見えてきた。国会内外がつながり、学者や弁護士などから闘い方、知恵をもらった。今後も大きな力になる。また、参院本会議をNHKに中継させたのも大きかった。大阪梅田のSEALDs関西の街宣に約4500人、今日もたくさんの人。闘いはこれから。終わっていない。一緒に続けていこう」

◆田村智子(共産党)
「垣根を超えた皆さんの連携が野党の結束を作った。一人ひとりの生き方、人生を賭けた心からの言葉は、安倍政権の答弁を遥かに凌駕した。世界一強い親分のアメリカについていけば誰も手を出さないだろうというのはヤクザの世界観だ。安倍内閣打倒、戦争法廃止、7・1閣議決定の白紙撤回を実現する新しい政府を作ろう。そのために選挙協力を。政党同士の深い信頼関係に基づくつながりを」

◆吉田忠智(社民党)
「雑誌『世界』のタイトルが「法治崩壊」だが、憲法の上に多数を握った権力者が居座る異常な状態だ。法治国家、立憲主義が壊れている。一方で大きな希望もある。総がかり行動は経緯や違いをすべて呑み込んで一緒に行動した。それが今まで参加しなかった人々が参加する土台を作った。国会で野党が多数を握るため、とりわけ参議院の32の一人区で野党の候補者を一人に絞ろう」

<連帯あいさつ>

◆佐藤学(安全保障関連法に反対する学者の会)
「150人の学者による記者会見、SEALDsや日弁連との共同行動などを成功させてきた。団体名から「案」をとり継続していく。150大学で有志の会もでき、増え続けている。10月25日にSEALDsとの集会、12月6日に日比谷野音でSEALDsとの共同行動を行う。憲法より上位で違憲の法が機能する。これはクーデターだ。その遂行を断固阻止する。米国の科学研究費の3分の1は軍事研究だ。そんな事態にしていいのか」

◆山岸良太(日弁連)
「長く広範囲に連帯して運動した。国会で決まっても憲法違反は憲法違反。違憲の法を運用、適用させず廃止させる決意を固めている。安倍政権は、国会内の手続きやルールをことごとく無視し、市民の明確な反対の意思表示と大多数が「説明不十分」とする世論を押し切った。立憲主義の危機だ。正義と真理は皆さんのもとにあり、これを信じて最後まで闘い抜く」

◆石川健治(立憲デモクラシーの会)
「運動に慣れていない学者が一生懸命にやってきた。8月30日の国会前の素晴らしい場にいられたのは幸せだ。屋内集会も会場をキャンセルして国会前でリレートークを行った。10月30日の18時から日本教育会館でシンポジウムを行う。砂川判決が正当化のために乱用されたが、判決は「一見極めて明白に違憲な場合は無効である」としている。砂川判決を軽んずるものは砂川判決に復讐されるだろう」

◆本間信和(SEALDs)
「全然落ち込む必要はないが簡単に楽観することもできない。これから何をするか。デモ、話しかけ、あるいはポスターかもしれない。それらを次の選挙で議席数に絶対反映させなければいけない。政権は嵐は過ぎ去ったと思っているが、嵐はそう簡単に終わらない。今までは「国会の外にこそ民主主義がある」と行動してきたが、9月19日、国会の外と中がつながった。このつながりを絶対に途絶えさせてはいけない。今もそれを切断、分断、隔離させる力がうごめいている。このつながりが大きな力になる。一緒に頑張ろう」

◆内田雅敏(弁護士)
「小泉首相の靖国参拝に対する福岡での違憲訴訟の裁判官は遺書を用意したという。戦争法制は多くの法律家がその責務として裁判で闘う決意だ。弁護士や元裁判官が具体的な訴状の案を練っている。平和的生存権、人格権の侵害で国賠訴訟を検討していく。若手から元裁判官まで、法律家の総がかりで全国の8つの高裁などで提訴を目指す。私は今、国民の民主主義的傾向の復活強化に言及した、ポツダム宣言10項後段を思い起こす。自由民権運動や大正デモクラシーなどの伝統を引き継いで戦争法制反対の運動を展開しよう」

<総がかり実参加団体から>

◆菱山南帆子(9条壊すな!街宣チーム)
「5人からスタートした街宣は300人以上にまで膨れ上がった。一方通行でなく共感と対話。上から目線でなく市民と同じ目線。手話、紙芝居、スタンディングなど、心動かす一つの運動としての街宣を心がけた。「雨にも負けず、安倍にも負けず」「街中から揺るがそう」「街中民主主義」などの言葉が生まれ、国会に向かう目に見えない無数の水路を切り開いた。20人を超える弾圧を思い起こし、どんなことがあっても怯まず前進しよう。「八王子から国会へ」を合言葉に地域でも取り組んだ。市民運動の発展こそ決定的だ。2015年安保闘争の発展へ、排除でなく共同こそ勝利の鍵だ」

◆渡辺多嘉子(宗教者)
「様々な宗教者グループが戦争法制に断固反対を表明している。「生きとし生けるものの命を守ろう」との根底にあるのは、弱い立場に置かれた人々への共感だ。安倍政治に決定的に欠けているのはこれ。国会議事堂前は民主主義の学校。安倍政治は「富国強兵」を進めている。野党の皆さんを見守ることをやめない。課題は多く安易な楽観論に与することはできないが、「正義と平和は抱き合う」(旧約聖書)。宗教者も一緒に闘っていく」

◆土井登美江(脱原発をめざす女たちの会)
「戦争法制をどうしようかと考え、総がかりの呼びかけに賛同し、一緒に団結できた。安倍首相は世界中を回って「自由と民主主義、法の支配」と言っているが、国内で正反対の事をやっている。戦争法反対と脱原発との共通点は、圧倒的な人々が反対している点と女性の反対が10%多いこと。11月23日に小出裕章さんと武藤類子さんを呼んで集会を行う」

◆前田能成(「秘密保護法」廃止へ!実行委員会)
「中谷大臣は「対処基本方針に記載する前提となる情報が特定秘密に該当する可能性がある」と答弁した。秘密法と戦争法は一体だ。秘密法廃止のために、情報公開法と公文書管理法をうまく使う事が有効だ。公文書管理法見直しの検討が始まっている。立法や司法についても公文書として管理させることで議員へもプレッシャーをかけよう。特定秘密を隠せないように、後で検証できるようにするのが重要だ」

◆木村辰彦(沖縄一坪反戦地主会関東ブロック)
「翁長知事が13日にも埋め立て承認を取り消す。沖縄県民の尊厳と誇りをかけた決定だ。ゲート前や海上での闘い、本土での戦争法・新基地反対の闘いの結びつき、明らかに法的瑕疵があるとした県の検証委員会。これらがつながった結果だ。日本政府は法治国家ならただちに工事を中止すべきだ。行政不服審査を悪用する脱法行為を許すことはできない。戦争法を発動させない闘いの中軸に辺野古問題をすえて闘ってほしい。政府は10月下旬から11月にも埋め立てを強行しようとしている。体を張って闘う決意だ」

◆俵義文(安倍の教育政策NOネット)
「育鵬社、自由社の教科書を採択させない闘いを行い、名古屋市をはじめ危ない地域で阻止した。これから戦争する国の担い手を作る教育が推進される。安倍首相をはじめ、道徳性もなくルールも守らぬ人たちが道徳を教科化し、あらゆる教科の統制を狙っている。道徳に学問的根拠はなく、国家が思い通りの内容の教科書を作れるようになる。戦争するため、グローバル企業のための人材作りだ。秋から大学習運動を行っていく」

<行動提起>
◆福山真劫(戦争をさせない1000人委員会)
「闘いの中で多くのものを得てきた。戦争法を廃止し、安倍政権を倒す希望と可能性を獲得してきた。一方で反省点もある。60%の反対、80%の「今回で決めるべきではない」との層を大きく運動に巻き込めなかった。
また、38%の非正規労働者などへの働きかけや地域へのきめ細かい展開が弱かった。今後の取り組みの基本的考え方は(1)戦争法廃止、発動阻止の取り組み(2)立憲主義、憲法擁護の取り組み(3)沖縄、脱原発、人間の安全保障(格差、貧困)を視野に入れての取り組み(4)戦争法廃案で奮闘した野党との連携強化(5)諸団体、市民との連携した取り組みの強化、その他。具体的取り組みは、(1)総がかり実の組織強化と運動の継続・拡大(2)毎月19日行動(10月19日18時30分 国会正門前集会、11月19日18時30分 日比谷野音か国会周辺集会)(3)戦争法施行・具体化に対応した集会・抗議行動(4)違憲訴訟支援(5)一大署名運動(5・3集会をめざし、2000万筆以上を目標に統一した請願署名運動)(6)沖縄、脱原発、人間の安全保障(格差、貧困など)を視野に連携(7)統一憲法記念日集会(2016年5月3日、有明防災公園で)(8)参議院選挙に向け、野党との連携強化・支援、その他。
高知の自由民権記念館にある植木枝盛の言葉「未来がその胸中にあるもの、これを青年と言う」を紹介したい。ともに頑張ろう」

※当日は近藤昭一(民主)、神本美恵子(民主)、鈴木克昌(民主)、
小宮山泰子(民主)の各議員も参加。

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私たちはあきらめない!戦争法廃止!安倍内閣退陣!国会正門前集会
10月19日(月)18時半〜、国会正門前
主催:戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会
http://sogakari.com/?p=1024

「さぁ、安倍政治を終らせよう」10.19院内集会
10月19日(月)17時〜、参議院議員会館1階・講堂、入場無料
発言:中野晃一さん(上智大学教授)
「野党はオルタナティブを提示できるか 路上から議会へ」
主催:戦争をさせない1000人委員会・立憲フォーラム
http://www.anti-war.info/schedule/1510081/

【全編動画】
2015年10月8日「10・8戦争法廃止!安倍内閣退陣!総がかり行動集会」
(The daily olive news)
https://www.youtube.com/watch?v=MQRHW2Rmgdk

安保法との戦いをやめない 議員、識者ら文京区で集会(10月9日、東京)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201510/CK2015100902000132.html

弁護士グループ「安保法は憲法違反」年内にも一斉提訴へ(10月8日、NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151008/k10010263801000.html





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産経新聞と『正論』のでたらめ

2015/09/28 09:04



フェイスブックにから

「韓国人従軍慰安婦を強制連行したというのは朝日新聞のでっち上げだった」と書く産経新聞と『正論』。連日朝日新聞と記事を書いた上村記者を国賊と罵倒しています。上村記者に対して「天誅を下す」との脅迫がされています。

 ところが、朝日よりも先に1991年12月7日付けの産経が、「日本軍が韓国人慰安婦を強制連行した」と書いていたのです!
 
 もと朝日の植村記者からその現物を見せられて、真っ青になった産経の阿比留記者です。
 
 『産経』もまた「国賊」でした。
 
「韓国人慰安婦を強制連行」と書いたのは朝日でなく産経新聞だった!
植村記者に論破され阿比留記者が赤っ恥  
堺からのアピール 教育基本条例を撤回せよ
2015年09月26日
http://blog.livedoor.jp/woodgate1313-sakaiappeal/archives/45526154.html

http://lite-ra.com/2015/09/post-1529.html

 昨夏の朝日報道問題で「捏造記者」の濡れ衣を着せられた元朝日新聞記者・植村隆氏と、「安倍晋三シンパ」の3本指に入る産経新聞の名物編集委員・阿比留瑠比記者との"インタビュー対決"が話題になっている。 と言っても、産経新聞紙上に掲載された記事のほうではなく、その後、産経のWeb版で公開された"インタビューの全文書き起こし"と見られるやりとりについてだ。なんと、そこには、"ホーム"であるはずの産経の阿比留記者と同行した外信部・原川貴郎記者が、"アウェー"の植村氏に論破され、くるしい言い逃れに終始している模様が描かれていたのである。

 本サイトは前回、そのインタビューに至る経緯や、前半のハイライト部分を紹介した。今回解説していくのはその佳境、いわば"KOラウンド"だ。引き続き、一問一答を産経新聞Web版から引用(一部省略)しつつ、"対決"の様子を解説席からお届けしていこう。

 ──産経側はかねてから、植村氏が1991年にスクープした慰安婦問題の記事について、"元慰安婦の金学順さんがキーセン(韓国の芸者)として人身売買されたことを隠し、「女子挺身隊」として国家によって強制連行されたように書いた"と主張していた。しかし実のところ、植村氏の記事には「強制連行」という言葉はいっさい出てこない。だが、阿比留氏らはそれでも"植村記事の「女子挺身隊の名で戦場に連行され」との記述は、軍や官憲の指示で「強制連行」が行われたとしか読めず、虚報である"と言ってはばからない。

 そんななか、インタビュー中、植村氏が、1991年12月7日付の産経新聞(大阪版)をおもむろに取り出し、阿比留記者に見せると……。以下はそのやりとりだ。

植村「一つお聞きしたい。そうしたら、阿比留さん、この記事はどう読む?」
阿比留「ああ、(記事は)間違っていますね」
植村「間違っている?」
阿比留「はい」
植村「どこが間違っているんですか?」
阿比留「『日本軍に強制的に連行され』という(部分)」
植村「これは産経新聞の記事ですね?」
阿比留「だから、うちが間違っているんですね」
植村「訂正かなんかやられたんですか」
阿比留「これは今日、初めて見ましたから訂正したかどうかはちょっと分かりません」

 まるで、急激に青ざめていく阿比留記者の顔色が見て取れるかのようだ。植村氏が示した産経新聞の記事には〈金さんが17歳の時、日本軍に強制的に連行され、中国の前線で、軍人の相手をする慰安婦として働かされた〉とハッキリそう書い
てあった。これは金学順さんの記者会見での発言を元に書いたものだという。さらに、1993年8月31日付の産経新聞大阪本社版にはこんな記事も載っていた。

〈太平洋戦争が始まった1941(昭和16)年ごろ、金さんは日本軍の目を逃れるため、養父と義姉の3人で暮らしていた中国・北京で強制連行された。17歳の時だ。
食堂で食事をしようとした3人に、長い刀を背負った日本人将校が近づいた。「お前たちは朝鮮人か。スパイだろう」。そう言って、まず養父を連行。金さんらを無理やり軍用トラックに押し込んで一晩中、車を走らせた〉。

 日本軍が暴力によって現地の人々を強制連行していく──まるで「吉田証言」のような話である。しつこいようだが、これは産経新聞の記事だ。

植村「これも強制連行ですね。両方主体が日本軍ですけど、それはどうですか」
阿比留「間違いですね」
植村「間違いですか? ふ〜ん。これがもし間違いだったら、『朝日新聞との歴史戦は、今後も続くのだと感じた』って阿比留さんは書かれているんだけど、産経新聞の先輩記者と歴史戦をまずやるべきじゃないですか。原川さんどうですか」
原川「私、初めて見ましたので、どういう経緯でこうなったか、どこまで調べられるか。これちょっと日付をメモらせてもらって」
植村「いや、あげますよ。調べて、間違いだったらそれがどうなのか、どうするのかも含めて知らせてください。歴史戦というものは、もし歴史戦を皆さんがやっておられるんであれば、たぶん真実のためにやっておられると思うんです。皆さんがね。であれば、先ほど間違ったとおっしゃったことに対しても、謙虚に向かうべきだと思います」

 なんのことはない。「朝日は世界中に慰安婦に関する嘘をばら撒き、日本を貶めた」と批判している産経新聞こそが、「(金学順さんは)日本軍に強制連行された」とハッキリと報道していたのである。ちなみに、朝日には金学順さんに関して「強制連行」と書いた記事はひとつもない。なぜなら、第一報を書いた植村氏に、金さんが強制連行されたという認識がなかったからだ。

 そして、何より驚くのは、産経新聞で慰安婦報道の先頭に立っている2人の記者が自社の慰安婦報道についてほとんど把握していなかったという事実である。他社に対して"歴史戦"を挑むというなら、まずは自社の報道ぶりを検証するのが最低限の作業だろう。しかし、それどころか、阿比留記者らはまさに自分たちが批判している植村氏の記事すら、きちんと読んでいなかったようなのだ。

 いったい、彼らは何と戦っていたのだろうか。真実を探索するという本分を忘れ、"朝日叩き"それ自体が目的化しているとしか思えない。これはなにも、阿比留記者個人だけの話ではないだろう。昨夏以来、ある雑誌は、こんなふうにして「朝日慰安婦報道の検証」に気炎を上げていた。

「廃刊せよ! 消えぬ「反日」報道の大罪」(14年10月号)
「言い逃れは許されない 「慰安婦」報道の国辱責任」(14年11月号)
「決定版40ページ! 朝日慰安婦報道「有罪」論」(15年4月号)
「訂正1年 朝日は「慰安婦」を反省したか」(15年9月号)

 すべて、産経新聞社刊行の論壇誌「正論」の表紙に踊った見出しである。産経新聞社は、自社の慰安婦「強制連行」報道を訂正せぬまま、しかも、社員記者たちは植村氏の記事をまともに読んですらいないまま、この1年間、ひたすら「廃刊」「大罪」「国辱」「有罪」と、がなりつづけていたわけである。

 この時点ですでに勝負あったというのはおわかりいただけただろうが、上で解説したのは、長い長いインタビューのほんの一部の入口に過ぎない。

 その後、インタビューは一連の植村氏からの"逆質問"が終わり、攻守が代わる。ところが、阿比留記者らからの質問は本当に重箱の隅をつつくようなものばかり。その典型が今年8月4日付の特大記事でも執拗に見出しに使われている「証言テープ」に関するものだ。阿比留記者らはこのテープの存在に異様にこだわり、「テープはいまどこにあるのか?」「テープを聞いたのは一度だけか?」「たった1回聞いただけで記事にしたのか?」「テープには『挺身隊』という名前は出てきているのか」という質問が繰り返される。

阿比留「それでですね、私ども、ちょっと不思議なのはですね、誰とも分からない、挺対協が出元とはいえですね、誰とも分からない、名前も分からない、証言テープだけですね、しかも1回聞いただけでですね、このような記事にできるものかなあと不思議なんですね」
植村「うーん、なるほどね」
阿比留「記者の作法としてですね」

 阿比留瑠比は1966年生まれ、植村隆は1958年生まれ。記者としての経験は植村氏のほうが明らかに長い。ここで植村氏が再び問うた。

植村「阿比留さん、僕の記事(1991年8月11日付朝日新聞大阪本社社会面記事)って読まれたことあります? きちんと」
阿比留「きちんとと言うか、どの記事ですか」
植村「だから僕のその、批判されている記事」
阿比留「ああ、読みました」
植村「じゃあ、ちょっと見てみましょう…」

 植村氏の記事は新聞記者として訓練を受けた人なら誰でもわかるような基本的セオリーに則って書かれている。植村氏はまず、当時のソウル支局長から聞いた「ソウルにいる元朝鮮人従軍慰安婦の女性が語り始めたらしい」という情報を元に、以前から取材で知り合っていた挺対協の尹貞玉・共同代表に取材を申し込んだ。ところが、証言者はマスコミの取材を受けることを拒否しており、名前も教えられないと言われた。だが、挺対協が聞き取りをしたテープは聞かせてもらえるということになり、植村氏は、元慰安婦の証言テープを聞いた上で、尹代表の話を元に記事を書いた──という経緯である。

 したがって、記事はこの経緯に沿って(1)元慰安婦の女性がソウル市内に生存し、挺対協が聞き取り調査を始めた、(2)挺対協は女性の話を録音したテープを記者に公開した、(3)以下、挺対協の尹代表らによると……という構成になっている。つまり、テープはあくまでも尹代表らの話の真実性を裏付ける材料のひとつに過ぎず、記事は尹代表らの話を元に書かれているということだ。もし、この報道が"記者の作法として"許されないのだとしたら、警察の発表記事などいっさい書けないことになってしまう。いまや産経の「顔」とまでいわれる阿比留記者が、それを知らないはずはないのである。

 もうひとつの争点(?)である「慰安婦」と「挺身隊」の混同・誤用問題も、植村氏の話には説得力がある。これは朝日新聞社も昨年8月の検証記事では混同があったと認めているが、植村氏の主張によれば、そもそも当時の韓国では「慰安婦」という言葉は一般的でなく、この問題に関心のある学者も調査団体の関係者も、あるいは元慰安婦の人たち自身も、みんな「挺身隊」という言葉を使っていたというのだ。「挺身隊」は韓国語で「チョシンデ」という。金学順さんが名乗り出たときも、「チョシンデハルモニ(挺身隊のおばあさん)がついに名乗りを上げた」と言われたそうだ。なにより、韓国の慰安婦問題に関する調査団体が「韓国挺身隊問題対策協議会」と名乗っていることからしても明らかだ。

 当然、当時は日韓の新聞の多くが「挺身隊」という言葉を使っていた。1991年9月3日付産経新聞大阪本社版には〈『挺身隊』の名のもとに、従軍慰安婦として狩りだされた〉と、ほとんど植村氏の記事と同じ表現が使われている。読売も、毎日も例外ではない。にもかかわらず、植村氏だけがバッシングされ、新しい職場に「辞めさせろ」「殺せ!」といった抗議や脅迫が届くといった事態が起きているのだ。いかに異常なことかがわかるだろう。

 しかし、植村氏は「他紙も間違っているではないか!」とは非難しない。それは、どの会社のどの記者も、その時代時代で真実を追求しようと一生懸命に取材し、記事を書いた結果だからだ。実際、阿比留記者らをそう諭す場面もある。

 だが、一方の阿比留記者らは、植村氏が韓国語ができ、韓国の留学経験もある韓国の専門家だから一般の記者とは違う、といった訳のわからない理屈を展開しようとしたり、阿比留記者も原川記者も実は元慰安婦を直接取材したことがないということが明らかになったり(理由は「韓国語ができないから」。植村氏も「通訳を使えばできるよ」と当然のツッコミを入れている)、とにかく読みどころ満載の"インタビュー対決"なのだ。

 しかも、産経がみっともないのは、8月4日付の紙面で〈「強制連行」「挺身隊」本紙も過去に使用〉とこっそり記事を載せている点だ。元朝日記者の植村氏からの指摘でわかったということにはいっさい触れず、謝罪も訂正もしていない。朝日新聞に対して「廃刊してお詫びしろ」と迫っていたのに、自分たちの誤報に対するこの態度はいったいなんなのか。

 しかも、これは「産経は正義、朝日は廃刊しろ!」と叫んできた右派知識人やネトウヨたちも同罪だ。

 そもそも朝日新聞バッシングは最初から右派メディアと官邸によって恣意的に仕掛けられたまったく中身のないものだったのだ。「国賊」という言葉は、朝日ではなくバッシングを仕掛けた連中にこそぴったりの形容詞である。








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2015/09/23 10:37


*9.16 国 会 前 弾 圧 **被逮捕者の即時解放を求める集会*

日時〇 9月25日(金) 18時
場所〇 豊島勤労福祉会館5階和室(豊島区西池袋2-37-4)

◆提起 *栗原康* <http://tababooks.com/tbinfo/kurihara_int_1>さん(「現代暴力論「あばれる力」を取り戻す」 著者)
◆報告 *戦争反対!9.16弾圧 愛宕・高輪救援会*
-------------------------------------------------

戦争法案の強行採決をめぐる国会情勢・それに対する抗議行動の中で20名を超える人々が不当に逮捕されました。警察官に突き倒された人、髪 の毛をつかまれ引きずり回された上に殴る蹴るの暴行を受けた人、とつぜん背後から羽交い絞めにされて意味も分からないうちに連れ去られた人などが直接の被害を受けていま す。

私たちが救援にかかわった*愛宕11号*、*高輪5号*もそのひとりです。彼らに逮捕される理由はいささかもありませんでした。国会前で戦争法に反対しその成立に抗議していただけです。にもかかわらず2人はほかの人々と同様に警察に連れ去られ、いまも警察署に監禁されています。

この警察の行為は、戦争法に反対する意思に対する懲罰にも等しいものです。

安倍政権は警察を大量動員することで憲法21条が定める表現の自由を破壊し、憲法9条を破壊する「戦争法案」を強行成立させました。このことを許さず被逮捕者の解放を求めていくために、本集会を緊急に開催したいと思います。ぜひみなさんお集まりください。

※なお当日までに2人が解放された場合は、「お疲れさま会」に趣旨を変更します。

主催 戦争反対!9.16愛宕・高輪救援会
連絡先 フリーター全般労働組合 <http://d.hatena.ne.jp/spiders_nest/>
union@freeter-union.org


要:拡散




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戦争法を強行採決させないために!

2015/09/17 00:33

【集団的自衛権問題研究会 News&Review :特別版 第37号】
(2015年9月15日)       [転送・転載歓迎/重複失礼]

9月15日に行われた参議院特別委員会の中央公聴会のダイジェストをお送 りします。ぜひご一読、ご活用ください。野党側公述人のそれぞれの持ち 味を生かした意見には説得力がありました。

報道された通り、政府与党は野党の反対を押し切って、鴻池委員長の職権 による締め括り総括質疑の本日16日(水)18時〜20時までの開催を決定し ました。終了後に強行採決に持ち込むと見られます。本日13時〜15時30分 まで新横浜プリンスホテルで行われる地方公聴会終了後に国会に引き返し て、そのまま強行採決までやってしまおうというのです。

中央公聴会も地方公聴会もまさに形だけ。指摘された法案の不備を何ら修 正することもなく、ただひたすら成立に向け突き進むことは到底許されません。

横浜へ、国会へ。立憲主義と民主主義と平和主義を破壊する権力の暴走に はっきりと「NO!」の声をぶつけましょう。

参院特別委 あす安保法案の締めくくり総括質疑(9月15日、NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150915/k10010236011000.html

【動画】安保法案で中央公聴会、与野党推薦の公述人が意見
(9月15日、TBS Newsi)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2588786.html

安保法案 中央公聴会で公述人が賛否の意見(9月15日、NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150915/k10010235751000.html

【動画】安保法案 「SEALDs」奥田愛基さんらが中央公聴会に(9月15日、FNN)
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00303116.html

【安保法案】SEALDs・奥田愛基さん中央公聴会に
「路上に出た人々が社会の空気を変えた」(全文)(The Huffington Post)
http://www.huffingtonpost.jp/2015/09/15/sealds-okuda-aki-speech_n_8138032.html

【意見陳述全文掲載】
「今日は、国会前の巨大な群像の中の一人として、ここにきています」
SEALDs奥田愛基さんが参院で堂々意見陳述「安保法案」に反対を表明!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/264668

【動画】[9/16強行採決]9/15奥田愛基SEALDs公聴会(全16分)
https://www.youtube.com/watch?v=5dsMhkj6eHk

【写真特集】安保関連法案:国会前で連日の「強行採決絶対反対」デモ
(9月15日、毎日)
http://mainichi.jp/graph/2015/09/16/20150916k0000m040130000c/018.html

「強行採決、絶対反対」 安保法案に連日、抗議の声(9月16日、朝日)
http://www.asahi.com/articles/ASH9H6CY3H9HUTIL05Y.html

【資料】参議院安保法制特別委員会(計45人)メンバーの要請先一覧
http://www.sjmk.org/?page_id=349
※FAX、電話での要請にお役立てください!

-----------------------------------

【9月16日(水)参議院安保法制特別委員会 地方公聴会】

※新横浜プリンスホテル(アクセス)
http://www.princehotels.co.jp/shinyokohama/access/

<意見陳述(各10分)>
13:00〜13:10 伊藤俊幸(前海上自衛隊呉地方総監・海将)
13:10〜13:20 広渡清吾(専修大学教授、元東大副学長、前日本学術会議会長)
13:20〜13:30 渡部恒雄(東京財団上席研究員)
13:30〜13:40 水上貴央(弁護士)

<質疑(各10分)>
13:40〜13:50 堀井巌(自民)
13:50〜14:00 那谷屋正義(民主)
14:00〜14:10 平木大作(公明)
14:10〜14:20 清水貴之(維新)
14:20〜14:30 井上哲士(共産)
14:30〜14:40 山田太郎(元気)
14:40〜14:50 和田政宗(次代)
14:50〜15:00 水野賢一(無ク)
15:00〜15:10 福島みずほ(社民)
15:10〜15:20 山本太郎(生活)
15:20〜15:30 荒井広幸(改革)

◆インターネット中継

IWJチャンネル4 http://bit.ly/1gNf5hT

OurPlanet-TV http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1978

-----------------------------------

【9月15日(火)参議院安保法制特別委員会 中央公聴会ダイジェスト】

ネット中継アーカイブ
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
※カレンダーの日付(15日)をクリックしてご覧ください。

◆坂元一哉(大阪大学大学院教授)
「安保法案は我が国の安全のための抑止力を格段に強化し、世界平和により良く貢献する考えられた法案だ。安保環境が厳しさを増す中、どうしても必要だ。国家国民を守る観点だけでなく、憲法を守る観点からも必要。
国家国民を守れないと憲法も守れない。憲法を守ることなくしっかりした 安保体制は作れない」

◆坂元一哉
「中国の軍事力強化は問題だ。海を隔てた核保有の隣国が「この島は俺のものだから返せ」と言っている容易ならざる状況だ。この法案で中国の軍事力に脅かされず、隣国と互恵的に暮らせる」「ある法律が憲法違反か判断するのは最高裁の仕事だ。政府が違憲判決は下されないと判断したのは当然だ」

◆坂元一哉
「自衛のための措置は他衛を含むからといって「一見極めて明白に違憲無効」との判断は考えにくい。憲法前文に「自国のことのみに専念して他国を無視してはならない」などとあり、私は他衛の武力行使も国際的に合法で必要最小限なら可能と考えたが、法案はさらに違憲可能性は低い」

◆坂元一哉
「国民は戦前の反省から海外派兵したくないと思っている。政府は集団的自衛権の行使を限定的に認めても、海外派兵の一般的禁止を維持している。総理も「北朝鮮や韓国で集団的自衛権を行使して戦闘参加はできない」と答弁した。参議院での全会一致の海外出動禁止決議を踏まえている」

◆濱田邦夫(元最高裁判事)
「法案は憲法9条の範囲内ではない。最高裁が法律を違憲と判断する事例が少ないのは、「今はなき」と言うと大げさだが、内閣法制局が政府提案の合憲性を審査してきたからだ。伝統ある法制局による合憲性のチェックがほとんどなされておらず、将来の司法判断に任されてしまう」

◆濱田邦夫
「現役裁判官に影響を及ぼすことはOBとしてやるべきでないと思うが、最近、危機感を感じて発言している。日本の民主主義の基盤が壊される。言論、報道、学問の自由が脅かされる。大学人がこれだけ立ち上がっているのは、日本の知的活動への重大な脅威を感じているから」

◆濱田邦夫
「砂川判決と昭和47年見解は、山口繁元最高裁長官が明解に述べた通り、自衛隊が問われた判決ではないのに、それを理由とするのは非常に問題だ。防衛庁も当時「自衛行動の範囲について」との見解を出していた。外国による武力行使の対象が我が国であるのは当然だ。強引に外国による武力行使が日本に対するもの以外も含まれるとするのは、字義を操る「法匪」の悪しき例だ」

◆濱田邦夫
「近隣諸国の日本叩きは国内事情の側面が強い。それに乗っかった海外派兵や軍備強化は、近隣国の口実となり、挑発や軍備強化の悪循環に陥る。70年で培った平和国家としての技術・経済力、調整能力を守ることがよほど重要だ。海外の人道平和目的で活動している人のみならず一般企業にもマイナスだ。得になることはない」

◆濱田邦夫
「政治家には2種類ある。目の前の利益のみを重視する「ポリティシャン」と国家百年の計、孫子の代まで考える「ステーツマン」だ。ステーツマンとしての判断をしてほしい。国際的には論理的整合性が問題にされ得る。政治家は知性、品性、理性の尊重を。少なくともそれがあるような見せかけだけでもやってほしい。悔いを末代に残すことのないように」

◆白石隆(政策研究大学院学長)
「8月上旬に国際政治・国際法学者で「安保法制を考える有志の会」を作り要望書を提出した。憲法問題に加え以下を提起した。1)抑止力をどう考えるか 2)日米安保体制における役割分担 3)台頭する中国への対応
4)使える核を持ちつつある北朝鮮の脅威への対応 5)シーレーンの安全確保 6)アジア、世界の平和と安定 だ。憲法論、法律論だけで議論すると肝心の安全保障の議論がお留守になる」

◆白石隆
「なぜ安保法制の整備か? 1)力のバランスの変化。中国の経済拡大。2018年には中国経済は日韓アセアンを足したよりも大きくなる 2)安保空間の拡大と軍事技術の革命。サイバー化と無人化が進み、ネットワーク中心の統合システムが重要に。相互運用性が向上し、個別的、集団的自衛権の区別は無意味になっている。3)感染症、麻薬など非伝統的な安保の拡大。破綻国家はもはや無縁でない 」

◆小林節(慶応大学名誉教授)
「当たり前の話が国会の多数派により無視され続けている。法案が通ると海外派兵ができ、不戦から戦争状態に。「戦争法案」以外の何物でもない。それに目くじらを立てて怒るのは気持ち悪い。「一見明白に違憲無効」な法律が多数決で強行されつつある。合憲違憲論争は飽きた。これ以上語らないというスタンスになりつつある」

◆小林節
「総理や国会が明々白々に違憲なものを平然と押し通す。憲法は主権者国民が権力担当者に課した制約。権力担当者は「雇われマダム」に過ぎない。政治家が憲法を無視するのは独裁政治の始まり。北朝鮮と同じだ。「憲法論だけ語るな、安保を忘れるな」というが、憲法を吹っ飛ばしている。裏口入学よりひどく、閉じられた門を蹴破り入るものだ」

◆小林節
「アメリカは戦費破産国で肩代りを日本に求めている。なぜ危険を犯して破産国家を助けるのか。経済界の賛成は軍事の下請けで儲かるからと邪推してしまう。今後の選挙で国民が賢い判断をする。私はそれまで鳴き止まないつもりだ。日本は不戦の大国、平和の調整役に」

◆松井芳郎(名古屋大学名誉教授)
「集団的自衛権の考え方の原型の一つが、海外利益を守るための戦争を主張した英国だ。また、中南米の権益を主張した米国のモンロー主義もそうだ。実は日本も満州国という教科書的な傀儡国家を作り同様の主張をした。集団的自衛権は帝国主義的権益を守るために考え出された概念だ。今日本がその方向に行くのは危険だ」

◆松井芳郎
「国連憲章51条の自衛権は基本的権利の印象を与えがちだがそうではない。慣習法上の権利を確認しただけだ。海峡の機雷封鎖は武力の威嚇だが武力攻撃ではなく、自衛権は行使できない。また、邦人が乗る米艦の例が語られるが、軍艦は合法的軍事目標であり民間人の退避は考えられない」

◆松井芳郎
「正規の国連軍はできていない。多国籍軍への協力はしばしば「国連協力」と見られるが、安保理の統制は及ばず、個々の参加国への協力に過ぎない。「後方支援」の場所的区別は意味がなく、軍事目標かどうかが問題だ。補給は軍事目標とみなされ、反撃される」

◆松井芳郎
「安保条約は米国が日本の領域外で攻撃を受けても日本は支援できない。法案によりそれが可能になる。また、一方的に守ってもらう代償として基地を提供していると説明してきたが、集団的自衛権を認めるとそれが成立
しなくなる。事実上の安保改定を国会承認なく行うものだ」

◆奥田愛基(SEALDs)
「先ほどから寝ている方が多いが聞いてほしい。僕も眠れていないので帰って寝る。SEALDsは10人ほどから始まった。10万人を超える人が国会前に集まった。全国2千ヶ所以上で数千回の抗議、累計130万人以上が路上で抗議した。その他にも集会や行動が。全国で人々が立ち上がっている」

◆奥田愛基
「政治的無関心と言われた若い世代が、いわゆる動員的発想でなく主体的に個人として立ち上がった。「騒ぎたいだけ」「若気の至り」「一般市民のくせに」などと批判されたが、なぜ声をあげるかと言えば「不断の努力」
なくして憲法や民主主義は機能しないと自覚しているからだ」

◆奥田愛基
「私たちこそこの国の主権者であり、声をあげるのは当たり前。今やデモは珍しいものではないと空気を変えた。一人ひとりが思考し、何が正しいかを判断し、声をあげることこそ民主主義。先日、予科練で特攻隊通信兵だった方に会った。今の私たちの年齢で戦争を経験された。安保法制への強い危惧を受け止めたい」

◆奥田愛基
「不安や反対の中での採決は戦争体験者の思いを軽んじ、70年の不戦の誓いを裏切るものだ。先の大戦で犠牲になった人々の思いをつなげたい。そうした思いを持つ国会前の巨大な群像の一人として国会に来ている。政府が説明した結果、支持率は落ち反対世論が盛り上がった。総選挙はアベノミクスが争点ではなかった。国会答弁がきちんとできない法案を作るなど聞かされてはいない」

◆奥田愛基
「政府は法的安定性の説明を途中で放棄してしまったようだ。翌日に前日と全く違う答弁を行い、何度も速記が止まる。どうやって国民は納得すればいいのか。国民的世論はSEALDsが作り出したのではない。この状況を作っているのは紛れもなく与党の皆さんだ。答弁や首相の理解しがたい例え話を見て声をあげている」

◆奥田愛基
「金沢の主婦が文字起こしした国会答弁が1万人にシェアされた。なぜなら不安だったからだ。なぜ夏までに通さなければならないのか、なぜ11本の法案を2本にしたのか、全く納得いかない。9月末まで会期を延ばしても国民の理解は得られなかった。結論は出た。今国会の可決は無理だ。廃案にするしかない」

◆奥田愛基
「相対的貧困が5人に1人の超格差社会。経済成長も期待できない。政治に絶望してしまうような議会運営はやめてほしい。政治生命を賭けるというが、国民一人ひとりの生命と比べてはいけない。「義を見てせざるは勇なきなり」。冷静に把握して今国会での成立を断念することはできないのか。自由と民主主義、この国の未来のために考え直してほしい」

◆奥田愛基
「参考にしてほしいことがある。強行採決されれば各地で声が上がり、連日国会前は溢れかえる。次の選挙にも影響を与える。野党は本当にできることを全てやったのか。新しい時代は始まっている。もう止まらない。声をあげるのは日常の一部になった。政治のことを考えるのはこの国に生きる個人の不断の努力だと、困難な4ヶ月で実感できたのが私の希望だ」

◆奥田愛基
「どうか政治家も個人でいてほしい。たった一人の個で。一人ひとりの正しさに向かい勇気を出して判断をしてほしい。政治家とはどうあるべきか考え、民の声を聞いてほしい。勇気を振り絞り、あなたにしかできない尊い行動を。日本国憲法はそれを保障し、私はそれを支持する。困難な時代にこそ希望がある。私は自由で民主的な社会を望み安保法案に反対します」







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戦争法を強行採決させないために!

2015/09/16 08:39

【集団的自衛権問題研究会 News&Review :特別版 第35号】
(2015年9月12日)       [転送・転載歓迎/重複失礼]
9月11日に行われた参議院特別委員会の集中質疑のダイジェストをお送りします。ぜひご一読、ご活用ください。
久しぶりに安倍首相が出席しての質疑となりましたが、鴻池委員長預かりとなっていた宿題の答えは全く進歩のない落第回答でした。そして、またしても首相の「それでいいんだよ」とのヤジが。「それでいい」わけないでしょう。
ピックアップした福山議員との応答にあるように、安倍政権は違憲の「後方支援」拡大を優先するあまり、逆に個別的自衛権を制限してしまうという転倒に陥っています。答弁は完全に破綻をきたしています。
関連報道にもありますが、野党の要求を鴻池委員長が受け入れる形で、15日13時からの国会での中央公聴会翌日の16日(水)13時〜15時30分に、新横浜プリンスホテルで地方公聴会が開催されることが決まりました。与党はその翌日の17日に委員会採決(早ければその日に緊急上程して本会議採決)を狙っていると報じられています。また、野党側も廃止法案の提出も含めて、対抗策を練っている模様です。
本当にぎりぎりの局面です。監視と行動を強めていきましょう。
安保法案の議論すれ違い、審議中断も(9月11日、TBS Newsi)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2584685.html
首相 安保法案 今国会での成立目指す(9月11日、NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150911/k10010230231000.html
安保法案:官邸介入、参院が反発 地方公聴会が16日開催(9月11日、毎日)
http://mainichi.jp/select/news/20150912k0000m010105000c.html
安保法案:中央公聴会翌日の地方公聴会開催は異例(9月11日、毎日)
http://mainichi.jp/select/news/20150912k0000m010066000c.html
野党6党:「安保法案の今国会成立を阻止」の方針で一致(9月11日、毎日)
http://mainichi.jp/select/news/20150912k0000m010055000c.html
【政治クリップ】 安保法案、公明党の対応は(9月11日、TBS Newsi)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2584676.html
※新横浜プリンスホテル(アクセス)
http://www.princehotels.co.jp/shinyokohama/access/
【資料】参議院安保法制特別委員会(計45人)メンバーの要請先一覧
http://www.sjmk.org/?page_id=349
※FAX、電話での要請にお役立てください!
――――――――――――
【復活】
News & Review 通常版の第10号を配信しました!
http://www.sjmk.org/?p=412 
2本の論考、
◆広がるデモ、迷走する答弁、迫る採決(川崎哲)
◆安保法制と文民統制の危機(吉田遼) をお送りします。
ぜひご一読ください。
――――――――――――
【9月14日(月)参議院安保法制特別委員会 集中質疑】
※首相出席、NHK中継あり
(「片道方式」という質疑形式のため、時間は目安)
9:00〜10:27 佐藤正久(自民)
10:27〜11:22 北澤俊美(民主)
11:22〜11:52 大塚耕平(民主)
11:52〜11:54 大野元裕(民主)
休憩
13:00〜13:28 大野元裕(民主)
13:28〜14:08 山口那津男(公明)
14:08〜14:41 片山虎之助(維新)
14:41〜15:13 山下芳生(共産)
15:13〜15:31 山田太郎(元気)
15:31〜15:48 和田政宗(次代)
15:48〜16:06 水野賢一(無ク)
16:06〜16:23 福島みずほ(社民)
16:23〜16:41 山本太郎(生活)
16:41〜16:58 荒井広幸(改革)
中継 http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
――――――――――――
【9月11日(金)参議院安保法制特別委員会 集中質疑ダイジェスト】
※3時間、首相出席、NHK中継。
ネット中継アーカイブ
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
※カレンダーの日付(11日)をクリックしてご覧ください。
◆鴻池委員長預かりとなっていた8月25日の福山哲郎議員の質問について。
安倍「自衛隊員の安全確保について、条文は各法律の性格により異なる。米軍等行動関連措置法では実施区域の策定、一時休止、中断の規定は盛り込まれていないが、後方支援であり安全確保は当然。同法4条の「合理的な範囲を超えてはならない」に隊員の安全確保の趣旨も含む。必要な安全確保措置は指針で担保する」
◆福山哲郎(民主)
「全く納得いかない。総理は「(安全確保を含む)全ての方針が法案に忠実かつ明確に盛り込まれた」と答弁してきた。答弁修正することのない説明だ。米軍等行動関連措置法4条を安全確保と説明した答弁はあるか?」
中谷「ございません」
福山「4条は必要最小限度の武力行使という規定だ。総理の答弁は安全確保のイメージを振りまき、国民に誤解を与えた」
◆福山哲郎
「米軍等行動関連措置法4条、13条の安全確保は法的義務か?」
中谷「目的、限度を定めて安全確保措置を行うとの趣旨だ」
福山「法的義務か?イエスかノーか?」
中谷「政府としては義務規定の中に安全確保措置を含むと解釈」
福山「法的義務なら、実施区域の策定や一時休止、中断規定を入れるか?」
中谷「規定は置かないが安全確保は義務だ」
福山「一般的な公務員の安全配慮義務か?」
中谷「4条でわざわざ規定された」
◆福山哲郎
「これこそ法的安定性を損なう。義務を果たしていないとして損害賠償請求されたら、法定に立つ覚悟はあるのか。総理が国民に誤解を与えている。災害で頑張っている隊員にも失礼だ。今の「義務」との答弁を訂正、撤回してください」
中谷「しません」
福山「総理のメンツの話じゃない。安保法制全体が崩れる。猛省を促す」
◆福山哲郎
「日本を攻撃するA国の戦闘機に武器などを輸送するB国の民間船舶に対して、自衛隊は停戦検査は可能か?」
中谷「できます」
福山「では、A国の戦闘機に補給するB国補給艦に武力攻撃は可能か?」
中谷「できません」
福山「延々と攻撃が続きますよ」
中谷「B国は後方支援を行っているのみで、武力攻撃を構成しなければできない」
福山「個別的自衛権なのにそれでいいのか」
◆福山哲郎
「平成11年4月20日に当時の高村大臣は「できる」と答弁した。答弁が変わった理由は?」
中谷「矛盾はない。B国の行為が我が国への急迫不正の侵害と認められればできる」
福山「武力攻撃を構成するかをどう判断するのか?」
中谷「補給や輸送などの後方支援は武力攻撃に当たらない。A国とともに戦闘参加の場合には可能だ」
◆福山哲郎
「B国を攻撃せず国民を放っておくのか」
安倍「B国への先制攻撃はあってはならない」
中谷「急迫不正の侵害と認められればできる」
福山「政府案が後方支援で弾薬提供や給油ができるので、帳尻合わせのためにできなくなった。我が国の安全保障を犠牲にしてまで、後方支援を拡大した」
◆福山哲郎
「あなたは大森元法制局長官の部下だった。参考人質疑で大森元長官が述べた「発進準備中の航空機への給油は武力行使との一体化の典型例」との議論は当時あったか?」
横畠「憲法上の適否について慎重な検討を要する問題よいう認識に変わりございません」と答弁している。まさかそのような答弁をするとは考えられない」
福山「考えられない。本当に魂を売り過ぎだ」
◆福山哲郎
「官僚は安倍政権に雇われているのでなく国民に雇われている。事実をねじ曲げて法を通すなど考えられない。議論をしても世論の理解は深まらない。今までの法的安定性を全部崩している。申し訳ないが総理の負けだ。審議未了廃案にすべきだ。こんなに答弁をとっちらかして強行採決などない」
安倍「間違っている。今までと全く考えを変えるものではない。いつかは決めるべきときに決めてほしい」
◆仁比聡平(共産)
「河野統幕長の「オスプレイの不安全性を煽るのは一部の活動家だけ」との発言はとんでもない。「どこに落ちてもおかしくない。米軍は約束を守らない」との大反対の声が広がり続けている。中谷大臣は「直接内容は尋ねなかった」と。なぜ確認しないのか?」
中谷「聴取はしたが内容をお伝えするのは相手があり差し控える。不適切なものはなかった」
◆仁比聡平
「来年度予算に佐賀空港へのオスプレイ配備予算は未計上。地元了解が得られていないとの認識は?」
安倍「現時点でご了解は得られていないと認識」
仁比「統幕長は訪米時にオスプレイの整備拠点「リージョナルデポ」について、「F35(戦闘機)のリージョナル・デポが日本に決まり感謝している。オスプレイについても日本に置いていただけると更なる運用性向上になる」と要請した。記者会見では「佐賀空港での受け入れが前提か」と問われ「まだ決定していないが検討対象」と述べている」
◆仁比聡平
「米国のF35のリージョナルデポの構想は?」
中谷「米国は昨年12月、F35のアジア太平洋の整備拠点を日豪に設置すると決定した。機体は三菱重工愛知県小牧南工場、エンジンは東京都瑞穂工場を予定。このリージョナルデポを平成30年に設置するため、予算計上を含めて調整中だ」
◆仁比聡平
「小牧基地がアジア太平洋地域の整備拠点となれば韓国軍機、豪州軍機も飛来、整備することになる。県民に知らされず自治体も当惑している。いかなる条約上の根拠に基づくのか?」
中谷「防衛省設置法4条13号、1号に基づく。日本での整備対象は現時点で空自F35のみだ。他国軍機の整備は今後検討する」
◆仁比聡平
「米国が構想する外国軍機の飛来、整備により基地の性格は一変する。勝手にやるのは認められない。統幕長はオスプレイの整備拠点も検討対象だと。どんな見通しか?」
中谷「防衛省が目指すのはオスプレイの日米共通整備基盤だ。木更津で整備を予定している。リージョナルデポの計画はない」
仁比「木更津とは全く概念が違う。統幕長が定期整備と混同するのはあり得ない。総理の決断で統幕長を国会に呼んでほしい」








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